CTSは、生きていけるだけの
賃金を出せ! 要員をよこせ!
「2年間で14人減」(CTS幕張事業所)は異常事態だ
2年間で14人も減っている! 賃金が安いからだ!!
CTS幕張事業所(清掃部門)では昨年、ほぼ毎月、退職者がでた。エルダー出向者の退職も重なり、必要な仕事も回らない現状になっている。
2年前の2014年1月時で127人(管理者含む)だったが、今年1月段階では113人にまで減っている。実に14人も少ない状態で同じ仕事をやらせているのだ。あまりに無茶苦茶だ。
これによってCTSは、少なく見積もっても年間で数千万円の人件費を浮かしていることになる。
賃金が安いから募集しても来ないのだ!
管理者は「募集しているが人が来ない」と言っているが、当たり前だ。賃金が安いからだ。あまりの安さに驚き、働き始めてすぐに辞めた人も多い。
現場は、車両の日常清掃を回すことで精一杯、体制が組めずに全般清掃が十分にできないなど完全に悪循環だ。217系快速車両の全般清掃は、ほとんど実施できていないのが現状だ。
「経費削減に貢献」?ふざけんな!
京葉事業所では夜勤が8人から5人になり、その事が「経費削減に貢献した」と本社から社長が来て表彰している。ふざけるな!
君津作業所では要員不足で、5日連続夜勤が当たり前のように入れら、現場からは「とにかく人を増やしてくれなければ、体がぶっ壊れてしまう」という声が上がっている。本当に許せない。
残った人に矛盾が集中
どんどん人が辞めたり倒れたりする中、急に「夜勤に入ってくれ」「徹夜勤務に入ってくれ」と泥縄的に勤務指定が変更されたり、特定の人がキツイ仕事に連続して入らざるをえない現実が横行している。計画的な要員募集をせず、残った人にあらゆる矛盾が集中している。
契約社員・パート・嘱託社員をはじめとする労働者の賃金水準が、まともに食べていくことができないほどに低いことに根本原因があることは明らかだ。
JR東日本「過去最高益を更新」とボロ儲け
一方でJR東日本は、1月29日に発表した2015年度の4月〜12月の連結決算で、前年同期比率で26・7%増、過去最高の利益を更新した。本当にふざけた話だ。
あらゆる業務の外注化を進め、安全を切り捨て、地方ローカル線を切り捨て、グループ会社の社員に対しては極限的な低賃金を強制して利益を積み上げ続けているのがJR東日本だ。その溜め込んだ資金で、あちこちにビルを建てまくっているのだ。本当にはらわたが煮えくり返る思いだ。
CTSは、生きていけるだけの賃金を出せ!
要員をよこせ!
JR東日本は下請け叩きをやめろ。
労働学校に集まろう
◎基礎編 2月20日(土) 13時〜
講師 辻川 慎一(動労水戸副委員長)
◎実践編 2月27日(土) 13時〜
講師 高山 俊吉
(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
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