闘春
三里塚闘争50周年―飛躍の年に
三里塚芝山連合空港反対同盟
事務局長 北原 鉱治
2016年、三里塚闘争は50周年を迎える。歳月の流れを感じると同時に三里塚闘争の意義を思う。国策に一歩も引かず、全人民の団結と支援の力で闘いを貫いている三里塚は世界に誇れる存在だ。今年はその三里塚闘争をもう一段、飛躍させる年にしたい。
何よりも市東孝雄さんの農地裁判における最高裁闘争の勝利だ。みなさんにもお願いした緊急署名運動で、年内1万筆の目標を突破した。係属部は最高裁第3小法廷。裁判長は大谷剛彦判事に決まった。さらに署名運動の前進、最高裁包囲闘争の展開で農地強奪判決を何としても阻止する。
第3滑走路・暫定B滑走路の1千b延長の攻撃を打ち破る闘いも大決戦となる。2年半の周辺地域一斉行動で怒れる住民との連帯も深まった。軍用滑走路への転用を狙う第3滑走路=軍事空港化攻撃と真っ向から闘う。
そして三里塚は、反戦の先頭に立つ。国際情勢はますます戦争の危機を深めている。安倍政権の戦争への道を断ち切るために反戦の砦として三里塚は先頭に立つ。6・30最高裁反動判決をはね返して、新たな闘いを開始した動労千葉と三里塚は永遠に車の両輪だ。すべての労働者が三里塚の大地に立ち、労農連帯をより強くしていくことを訴えたい。
動労千葉の拡大・発展のため 最先頭で闘います
動労千葉副委員長 関 道利
新年あけましておめでとうございます。第44回定期大会において新たに本部副委員長になりました。
昨年は、清算事業団1047名解雇撤回闘争で最高裁が上告棄却をし、高裁判決が確定しました。「相当程度においてJRに採用されていた可能性がある」と認定されたのだから解雇を撤回して直ちに職場に戻せとJR東日本に申し入れを提出し、新たな戦争宣言を発しました。この当然の要求を実現するために邁進する決意です。
また、検修・構内業務外注化から3年が過ぎました。CTSは独立して業務を処理する体制など何一つありません。出向の「原則3年」も全くペテンです。外注化・非正規職化粉砕に向けて強制出向無効確認訴訟の勝利をかちとることはもちろんの事ですが、職場での闘いを強化し、仕事と出向者すべてをJRに戻す決意です。
組合員・全国の仲間のみなさんと共に第2の分割・民営化攻撃を粉砕し、国鉄闘争全国運動を発展させ、団結を基軸に路線と義理・人情を前面に動労千葉を発展・拡大させるために最先頭で闘います。本年もよろしくお願いいたします。
団結した力で闘えば勝てる
動労千葉OB会長 永田雅章
安倍政権は戦争法の強行採決、労働者派遣法の改悪、マイナンバーの導入等々、「1億総活躍社会」の美名のもとに1%のために総非正規職化―貧困化を拡大しています。若い人たちには食えなくなったら自衛隊に入って戦争に行けという攻撃を強めています。
この政策に対して、国鉄1047名解雇撤回裁判で30年間の全国の闘う仲間の支援と何よりも組合員の強固な団結力によってあの最高裁ですら不当労働行為を認めたように、「労働者は団結して闘えば勝てるんだ」ということを2000万人の非正規労働者に訴えましょう。動労総連合の全国への拡大と合同労組の組織化を図り、正規・非正規の団結した力によって第2の分割・民営化攻撃を粉砕しましょう。私たちOB会は明るく楽しく共に闘います。
戦争なんかに大切な家族をもっていかせない
動労千葉家族会長 山田
明けましておめでとうございます。
昨年は、解雇撤回闘争、外注化阻止・非正規職撤廃の闘い等、お疲れ様でした。
JRは、事故が相次ぎました。あらゆる所が外注化されたため、ついに安全が崩壊してしまいました。鉄道の安全にとって労働者の団結した闘いは一番大切なことです。闘いなくして安全なし! 本年もブレずに胸をはって最前線で頑張って下さい。応援しています!!
また、安倍政権は戦争法を強行採決して再び戦争に向け踏み出しました。戦争なんかに大切な家族をもっていかせない!! 母であり妻である家族会員も負けずに戦争絶対反対と皆さんと一緒に声をあげていきます。本年もよろしくお願いいたします。 |