65歳まで働ける雇用の場と労働条件の向上を
銚子支部定期大会
12月7日銚子運輸区講習室にて、第37回銚子支部定期大会・第35回乗務員分科総会が同時に開催されました。議長に鈴木貴雅君を選出し、議事が進められました。
冒頭、支部長は「この1年、1047名解雇撤回闘争と外注化粉砕・組織拡大闘争を軸に闘いぬいてきました。3月ダイ改は、特急列車の廃止・削減絶対反対で、佐倉支部と合同で2・26銚子地域集会を開催しました。銚子駅前商店街から多くの人が集会に参加してくれました。6月30日、最高裁は、JR採用差別事件について双方の上告を棄却する反動決定を下しました。闘いはこれからです。」と挨拶しました。
続いて、岡山乗務員分科会長から「大量退職を迎えることを見据え、65歳まで働ける雇用の場と労働条件の向上が必須となっています。なんとしても構内・検修職場を業務ごとJR本体に戻すことを実現するための闘いを強化しなければなりません」と挨拶がありました。
本部から田中委員長が「3月ダイ改から第2の分割・民営化攻撃が始まった。闘いはこれから。外注化粉砕、JRの水平分業等の問題、駅の外注化などについて闘っていこう」と訴えがありました。
【主な質疑】
・マイナンバー制度について
・来年4月からの旭駅の委託等の問題
・CTS銚子派出所の特急列車の入換えの削減等
・成田駅の電子連動導入等
について、質疑がありました。
大会終了後、この11月1日で千葉転よりS君が銚子運輸区事務に配属され、歓迎会を兼ねて忘年会を行いました。
組織拡大を実現し動労千葉魂の継承を
佐倉支部定期大会
12月8日佐倉支部は第5回支部定期大会・第5回乗務員分科会定期委員会を佐倉運輸区会議室にて開催しました。来賓には本部田中委員長・川崎書記長・労金成田支店の担当者を招き開催しました。議長に椎名君を選出し議事が進められました。
高橋支部長は、「昨年の大会で支部長に任命され支部組合員の協力の下、最強の佐倉支部をつくろうと1年間闘ってきました。今後も動労千葉魂を青年労働者に継承して行く為に組織拡大を佐倉運輸区内から実現しよう」と力強い激を発しました。続いて勝又乗務員分科会会長は、「400キロを超えるロングラン行路の撤廃を含め、改善要求の実現に向けて職場内での力関係を更に強化・発展しよう」と挨拶。田中委員長は「JRによる第2の分割・民営化攻撃は全業務の外注化と非正規職化を狙うものだ。国鉄分割・民営化以降闘う労働組合がなくなり、派遣法が改悪され、3年で解雇が強行される世の中になっている。今こそ闘う労働組合・動労総連合を全国につくろうと」提起しました。続いて執行部からの提起があり質疑応答が行われました。
*凍結臨の行路が深夜帯に運転して1番冷える時間に対応できていない。
*成田線のATSーSNの撤去後のATS―P故障時の取り扱いは、駅員が居ない状況で遅れが増大するのでは。
*マイナンバーの取り扱いは。
*鹿島線にワンマン化の調査が入ったが今後の状況は。
*車掌がモニターで乗車人員を会社に報告する行路があるがローカル線切り捨てに労働者を加担させようとしているのでは。
*エルダーでの再雇用の場所の確保があるか心配だ。
*2016年春闘勝利でベアを獲得できる闘いを構築しよう。
など活発な意見が出されました。答弁は本部も含め行われ闘う方針が確立されました。
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