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「出向者を戻したら仕事が回らない」
業務外注化の失敗を認めたJR
10・1ストライキへ!


50名以上が結集し、JR千葉支社に対する怒りのシュプレヒコールをあげる動労千葉組合員。(9/24JR千葉支社前)

 JR千葉支社が、現在、千葉鉄道サービスに出向している組合員に対する出向延長の通知を強行し、さらに、青年部組合員1名への「出向解除」の通知を行ってきたことに関する団体交渉が9月24日に行われた。
 動労千葉は、出向延長と労働者から仕事を奪う「出向解除」に抗議してJR千葉支社に対する抗議行動を、50名を超える組合員が各支部から結集する中で行い、「出向延長粉砕!」「仕事と出向者をJRに戻せ!」という怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。

出向は「技術指導」ではなく、単なる「労務提供」だ!

 シュプレヒコールが響く中でJR千葉支社との団体交渉が開始され、組合側からは出向延長と青年部組合員への「出向解除」の理由について徹底的な追及が行われた。
 出向延長についてJR千葉支社は、「出向者全員を帰したらCTSの業務が回らなくなってしまう」「CTSが独立して業務ができるようにしてもらいたい」などと回答してきた。これ自体、この3年間でCTS自らが独自で業務を行う体制が全くできていないことをJR自身が認めたということだ。「技術指導」と説明してきたが、結局は単なる「労務提供」に過ぎなかったということであり、これ自体偽装請負の典型だ。
 さらに、青年部組合員への「出向解除」の理由について千葉支社は、「任用の基準」「プロパーでハンドル業務ができるようになった」と回答したものの、なぜ青年部員になったのか、なぜ1名だけなのか等々、具体的な内容については一切回答しないという不当な対応だ。「出向解除」でJRに戻ったとしても今まで行ってきた仕業・構内業務は外注化されJRにはない。自分で希望し、実際に行ってきた仕事であるにもかかわらず、仕事に就けないという状況が10月1日以降強制されるのだ。これにたいしてもJRは、全く説明ができない状況だ。

「実践管理者研修」への参加者を戻せばすむことだ!

 しかし一方では、平成採出向者1名に対しては、CTSに出向していながら、JRの「実践管理者研修」に9月から11月まで参加させている。出向者はCTSの業務を行うために出向しているのであり、JRの研修に参加すること自体大問題だ。
 そして、将来、JRに戻って管理者になるのであれば、管理者研修に行っている者をJRに戻せばすむ話だ。
 結局、仕業・構内業務から動労千葉の影響力を排除するために、青年部組合員を狙い撃ちで「出向解除」したということだ。
 仕事を奪ったJRとCTSを絶対に許すことはできない。
 10・1ストライキを断固闘おう!

スト破りを拒否して動労千葉とともに闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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