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千葉支社ー「千葉運輸区」の要員を提案
6駅委託と窓口削減・要員削減も提案

 JR千葉支社は、8月20日、「千葉運輸区」に関する要員提案及び、駅業務委託の拡大等に関する提案を行ってきた。
 提案の概要は以下のとおり。

「千葉運輸区」設置に伴う組織破壊攻撃を許すな!
【「千葉運輸区」設置に伴う要員提案】
1.千葉運輸区については、運転士、車掌は現行の要員体制のまま移行するとし、内訳は管理者13名、事務2名、運転士122名、車掌109名の計246名(標準数)になるとしている。 場所は、現行、千葉車掌区を改良して「千葉運輸区」とし、11月1日から運用を開始するとしている。
 行路・交番表についても現行のまま移管するとしている。(別表参照)

2.また、11月1日に一部で運用改定を行うとしており、各区所内で行路の調整を行うこと、銚子・佐倉間では成田線での「同便乗」の解消も含めた区所間での調整を行うことを明らかにしてきた。運用改定に伴う行路表については、8月中に提示するとしている。

6駅委託で34名が若年出向ー直営と委託の駅数が逆転!
【駅業務委託の拡大及び要員削減提案】
1.駅業務委託の拡大について
 「大量退職に伴うエルダー雇用の場の確保」を理由にして、新たに東松戸、旭、南船橋、千葉みなと、誉田、千倉の6駅を、東日本ステーションサービス(JESS)に業務委託するとしており、これに伴い34名が出向になるとしている。また、現在の千葉支社管内における駅の状況について千葉支社は、次のとおり説明を行ってきた。
◎駅の総数 157駅
○有人直営駅  54駅
○一部委託駅  6駅
○業務委託駅  59駅
○簡易委託駅  7駅
○無人駅    31駅
 今回提案の6駅が委託された場合、駅業務全てを委託される駅は65駅、一部委託駅も含めれば71駅となり、JR直営駅よりも多くなるとしている。
 実施時期は、10月20日としている。

2.駅業務体制の見直しについて
(1)みどりの窓口の増設
 船橋駅について、窓口での混雑緩和を目的にして、みどりの窓口を2窓口から3窓口に増設し、+1名の要員増としている。
 実施時期は、10月1日としている。

2)みどりの窓口営業時間の変更
 新八柱、都賀、旭、鎌取、姉ヶ崎、君津の各駅について、みどりの窓口の営業時間を短縮し、その分、案内等の業務に振り分けるなど効率的な業務運営を行うとして、次のとおり変更するとしている。
新八柱 6時〜21時→7時〜20時
都 賀 6時20分〜21時→7時〜19時
旭   6時30分〜20時→7時〜19時
鎌 取 6時〜21時→6時〜19時
姉ヶ崎 6時〜21時→6時〜19時
君 津 6時〜21時→7時〜19時
 実施時期は、10月1日としている。

(3)駅業務委託に伴う助勤の中止による要員削減について
 これまで、千葉みなと駅と誉田駅には稲毛海岸駅と鎌取駅から助勤が行われていたが、千葉みなと駅と誉田駅の委託提案に踏まえ助勤を中止し、余裕が出た分について、稲毛海岸駅は▲1名を削減するとしている。
 鎌取駅については、平日のみの日勤を、年間を通じて日勤を配置するとしている。
 実施時期は、10月20日としている。

(4)みどりの窓口廃止について
 船橋法典、錦糸町(北口)、新習志野、本千葉、浜野、千倉の各駅について、みどりの窓口を廃止し、指定席券売機を設置するとしている。
 船橋法典(0台→1台)、錦糸町(北口)(1台→2台)、新習志野(0台→1台)、本千葉(0台→1台)、浜野(0台→1台)、千倉(設置せず)
 実施時期は、来年3月1日としている。

3.ビュープラザの廃止について
 新小岩駅ビュープラザについて、旅行業資格を持つ労働者が集まらないこと、グリーンスタッフ(GS)が満期になると残らない等から廃止するとしている。これにより、管理▲1名、一般▲5名を削減するとしている。
 実施時期は、来年4月1日としている。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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