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千葉運転区廃止−「千葉運輸区」設置絶対反対!
組織破壊攻撃粉砕へストライキで闘いぬこう!

運転士への耐え難い労働強化の強制反対!ローカル切り捨てを許すな!

運輸区設置それ自体が動労千葉への組織破壊攻撃だ!

 JR千葉支社は、千葉運転区廃止ー「千葉運輸区」設置を11月1日に行うとの提案を行っている。
 提案時の説明においてJR千葉支社は、@現行、千葉車掌区に「千葉運輸区」を設置する、A行路及び要員は現在のまま移行する、B3回程度のダイ改を経て要員及び行路を調整する、との内容を明らかにしてきた。
 しかし、「運輸区」を設置するということ自体、会社による職場支配の強化を狙った攻撃であり、しかも、この間の運輸区設置は、全てにおいて動労千葉に対する組織破壊として行われてきた攻撃だ。
 千葉における運輸区化は、88年の京葉運輸区(車掌のみー翌89年に津田沼運転区から運転士の送り込み)から始まり、91年ー習志野運輸区、95年ー鴨川運輸区、06年ー蘇我運輸区、07年ー木更津運輸区、12年に佐倉運輸区と銚子運輸区が設置されてきた。
 この過程では、鴨川運輸区設置時には当時の勝浦運転区が廃止され、木更津運輸区が設置された時には館山運転区が廃止されるなど、動労千葉の拠点だった職場を廃止することにより動労千葉組合員をバラバラに配転するという露骨な組織破壊攻撃が行われてきた。また、これ以外でも配転をめぐって差別・選別攻撃が行われてきたことは歴史の事実だ。
 運輸区を設置すること自体が組織破壊攻撃であることをあらためて確認し、11月1日の「千葉運輸区」設置攻撃に対して反撃の闘いに起ち上がろう。
 千葉運転区廃止ー「千葉運輸区」設置でさらにに問題になるのは、大量退職次期を目前に控えて運転士の「過員」状況があるということだ。これを背景にして不当な配転が画策される可能性があるということだ。

「過員」状況を利用した攻撃にストライキで反撃しよう!

 そうである以上われわれは、千葉運転区廃止ー「千葉運輸区設置」絶対反対の立場を鮮明にして組織破壊攻撃粉砕に向けてストライキで闘いぬく強固な闘争体制を構築しなければならない。
 また、「千葉運輸区」は、今年11月1日の仮移転に始まり、現在、千葉運転区が入っている場所に新庁舎を建し、そこに「千葉運輸区」が入ることになっており、数年がかりで攻撃が行われることになる。
 しかもJRは、その過程で「首都圏70〜80キロ以遠」のローカル部分の切り捨てや列車の運行体型の抜本的改悪を狙っていることは明らかだ。
 さらに重要なことは、今年3月のダイ改以降の乗務行路の改悪に見られるように、運転士に耐え難い労働強化が強制されており、今後、さらなる労働強化が狙われているということだ。職場では、「我慢できない」との声がいたるところで上がっている。
 われわれは、千葉運転区廃止ー「千葉運輸区」設置絶対反対!運転士に対する労働強化反対反対ー仕業緩和の実現、「首都圏70〜80キロ以遠」のローカル切り捨て反対を掲げ、11月1日に向けて断固として闘いぬこう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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