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業務外注化−強制出向から丸3年
全ての業務と出向者全員をJRに戻せ!

出向丸3年目の面談は、出向者全員を対象にして行え!

外注化3年目の「10・1」をストライキで闘おう!

 動労千葉は、8月7日、JR千葉支社との間で、動労千葉申30号に基づく団体交渉を行い、業務外注化ー強制出向から丸3年を迎えるにあたり、業務と出向者全員をJRに戻すことを求めてJR千葉支社を徹底的に追及した。

「出向は原則3年」=3年で戻すということだ!

 12年10月1日の外注化を実施する際にJR千葉支社は、「出向は原則3年」という回答を繰り返し行っていた。これは、3年経ったら原職に戻すことを意味するものだ。
 この回答から3年。悔しい思いをして出向させられた仲間たちからすれば、「3年で戻せ」というのはごく当たり前の要求であり、当然の権利だ。
 団交の中でJR千葉支社は、外注化3年間の評価について、「出向者のおかげで順調に推移している」と回答したものの、今後の出向者がJRに戻る展望については「『原則3年』ということは承知している。しかし、3年経ったから戻すというのは無理がある」「全員を戻すことは難しい」というふざけた回答を行ってきた。勝手に出向させておいて、JRに戻すことなど全く考えていないということだ。絶対に許すことはできない。
 これまでCTSが3年間で採用したプロパーは30名、内12名がハンドル担当業務ができるようになり、JRに戻った者は15名だとの回答を行ってきた。しかし、JRには仕業・構内業務がないため、実際には余剰人員扱いされているが現実だ。業務と出向者が一緒にJRに戻らない限り、根本的な解決にはならないということだ。

「新形式車両の機能保全検査はJRで維持する」

 一方、今後のJRにおける検修業務の展望についてJR千葉支社は、「新系列車両のシステム等についてはJRで対応する」「新形式車両の機能保全検査については、JRで維持する」との回答を行ってきた。
 しかし、東京では東日本運輸サービス(JETS)に検修業務が委託されていることを質すと、「JETSとの関係は今のところない」などと誤魔化しの回答に終始している状況だ。
 CTSの駅業務が東日本ステーションサービス(JESS)に移管されたことを考えれば、機能保全検査を含めて検修業務の全面外注化を狙っていることは明らかだ。絶対に阻止しよう!
 また、年間休日数が5日も少ないこと自体、出向に伴う一方的な不利益変更であること、休日明示がが行われないことにより生活設計が成りたたないこと等についても追及してきた

55歳以上の出向者を対象外にした面談実施は許さない!

 こうした中でJR千葉支社は、10月1日で「丸3年」を迎えるに当たり、「出向から丸3年を迎える人には、丁寧に対応したい」として、8月10日以降、個別に面談を行うことを明らかにしてきた。しかし、この面談は、55歳未満の者だけを対象にするというものだ。55歳以上の者は、55歳及び57歳当達時に面談を行っているから、今回の面談は対象外だというのだ。冗談じゃない。55歳及び57歳時の面談は、若年退職するかどうかを確認するための面談であり、「出向丸3年」とは全く別の問題だ。これ自体、出向者の中に分断を持ち込もうとする攻撃であり、絶対に認めることはできない。
 この面談に対して動労千葉は、動労千葉申37号において、「『出向丸3年目』を迎えるにあたって行う面談については、出向者全員を対象にして実施すること」とする緊急申し入れを、8月10日、JR千葉支社に対して行った。 業務外注化絶対反対!全ての業務と出向者全員JRに戻せ!
 出向丸3年目の面談は、全員を対象にして実施しろ!
外注化粉砕ー出向粉砕に向け、「10・1」をストライキで闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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