home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No .

CTS木更津事業所の労働条件改善に向けて申し入れ
CTSは、要員削減の撤廃、昼休憩時間中の作業に対する超勤手当の支払い、年休が100%取得できる要員を配置しろ!

動労千葉申第33号
2015年7月17日

JR千葉鉄道サービス株式会社
 代表取締役社長 坂 本 浩 行 殿

国鉄千葉動力車労働組合  
執行委員長 田 中 康 宏 


木更津事業所の労働条件に関する申し入れ


 下記のとおり申し入れるので、団体交渉により、誠意をもって回答すること。

1.君津作業所について、3月ダイヤ改正において要員削減を行った理由を明らかにするとともに、ダイヤ改正以前の要員体制に戻すこと。

2.君津作業所について、昼の休憩時間まで作業が行われている実態があることから早急に改善すること。
また、休憩時間中の作業に対する超過勤務手当について、作業を行った者全員に対してさかのぼって支払うこと。

3.年休が100%取得できる要員を確保すること。
  
4.休日及び夜間等に災害等が発生した場合の連絡体制を確立すること。

5.作業に影響を及ぼす工事(停電工事等)が行われる場合には、事前に各事業所に内容を連絡すること。

6.作業に必要な靴、軍手、軍足、革手袋等については、申請に基づき支給すること。

7.君津作業所の詰所について、エアコンが古く効きが悪いことから、早急に交換すること。

 動労千葉は、CTS木更津事業所で働く組合員からの要求に基づき、左記のとおり、CTSに対して労働条件改善に関する申し入れ(動労千葉申第33号)を行った。
 君津作業所では、3月ダイ改以降、日勤1名が減らされて3名体制になったことにより労働強化が強いられている。
 また、昼休憩は11時40分からになっているが、11時31分着の君津折り返し快速の清掃作業を行うため、詰所に帰ると11時50分になってしまう。このため、昼休憩がまともに取れない状況だ。しかも、休憩時間に食い込んだ分の超過勤務手当が支払われていないというのだ。これ自体違法行為であり、直ちに支払われなければならない。
 さらに、相当数の者が年休を流している状況にある。年休を申請した際、管理者が年休希望日に特休などを割り振るため年休が取れなくなっている。このため月の休日数は変わらず、身体を休めることさえできない状況だ。結局、要員が足りないため、こうした事態が発生しているのだ。
 また、以前、列車の清掃中、注射器の入ったペットボトルが出てきたことがあり、針に触れると危険だから革手袋を要求したにもかかわらず、「注意してくれ」と言うだけで安全対策を全く行わなかったのだ。
 こうした職場の問題に対してCTS労組が何も取り組まないという状況の中で8名の仲間たちが動労千葉に加入してくれたのだ。
 しかも、これにより、CTS木更津事業所では、CTS労組だけでは36協定を締結できない状況になっている。
 CTSは、動労千葉の要求に基づき、削減した要員を元に戻せ!休憩時間中の作業に対する超勤手当を支払え!年休が100%取得できる要員を配置しろ!
 JRーCTSを貫く闘いを強化し、外注化を粉砕しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
ページの先頭に
前のページに戻る