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解雇撤回、転籍攻撃絶対反対、外注化−強制出向粉砕!戦争と改憲の安倍政権打倒へ!

  ― 第73回定期委員会を開催―

 動労千葉は6月27日、DC会館において第73回定期委員会を開催し、当面する取り組みについて決定した。
 第71回定期委員会は山口執行委員の司会ではじまり、開会あいさつから、議長に銚子支部の関根委員を選出し、議事が進められた。
 委員長あいさつの後、動労千葉を支援する会の山本事務局長が「支援する会は、あくまで動労千葉と一体で闘いぬく。6・7集会の成功を勝ち取り、10万筆署名の目標が達成された。外注化・転籍阻止、戦争を阻止するために共に闘いぬく」と連帯のあいさつを行った。
 その後、経過報告、当面する取り組みを受け、議事に入っていった。
 委員から出された意見に対して本部答弁、最後に田中委員長が総括答弁をおこない、方針案が満場の拍手で確認された。
 委員会宣言が採択され、最後に北嶋青年部長の団結ガンバローで終了した。

田中執行委員長あいさつ
 今年前半は大きな前進をかち取った。総括の一番大きなことは、8名の仲間の結集だ。幕張を含めてCTSの組合員は11名となった。木更津支部の頑張りによるものだ。条件はあらゆる所にある。もう一点は、JRの第二の分割・民営化攻撃を見すえたことが決定的だ。
 安倍政権は安保・戦争法案を国会に上程した。日本の政府は戦争をやろうとしている。沖縄の新聞をつぶせと言っている。戦争をやるとき労働者の団結権が一番に潰される。労働組合の大再編が行われる。連合を分裂させよと言っている。
 JRでは、北海道での9線区の廃止。四国では上下分離にするしかないと言い始めている。本州では事故が続発している。業務がバラバラとなり責任をとる者がいない。鉄道の技術力が崩壊している。また、JRが国策を担っていこうとしている。
 第二の分割・民営化の核心は外注化だ。徹底的に雇用を破壊するものだ。7月1日には、転籍攻撃が始まる。車掌も運転士も外注化される。闘いの展望の全ては外注化阻止闘争にある。闘えば止めることが出来る。運転士はこんな行路で安全が保てるのか。11月には千葉運転区廃止―千葉運輸区が新設されようとしている。秋に向かって万全の闘争体制を構築しよう。10月は出向3年目だ。転籍阻止の闘いを。貨物の賃下げ反対の闘いを強めよう。

【出された主な意見】
●外注化された転削ではミスばかり起きている。最近でもやり直しが発生し削り直しをしている。アントによって動かしているが、無人であり、JRは取扱いを明らかにしない。
 等級の昇格試験は作文だけなのでみんなで取り組むべきでは。
●木更津でCTSから8名が加入した。賃金が低い。家業を手伝ったり、アルバイトしないと食っていけない。CTSでの闘いを重要視してほしい。
●10万筆署名を達成した。全国の仲間の熱い思いがあったからだ。やれば出来ると思うし、11月集会の1万人結集、勝利判決をかちとる。
●習志野では、3月ダイ改以降千葉より三鷹へ行く方が多い。遅れも毎日出ている。
 女性運転士で産休明けで、医適で不合格になり、電力へ転勤させられた。交番がひとつしかない、高齢者交番を含めて検討すべきではないか。
●3月ダイ改で仕事がきつくなった。ロングランや寝る時間がない。60歳になると本線運転はきつい。1年、1年きつくなってくる。重大事故を起こしたらどうなるのか。勇気を持って乗務を降りることもあるのではないか。その後の働く場所も真剣に考えてほしい。
●貨物は、ボーナスが1・36ヶ月だった。ベアゼロは16年連続。55歳では賃金7割になる。これを打開したい。
 本線運転士の下りる場所がない。高齢者対策を。
●ダイ改で行路が変わった。トータル時間は一緒なのに明けの部分で8時間もある。これから60歳になる人が増える。エルダーになるしかない。行くところがない。会社の責任だ。定年延長を。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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