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6・27定期委員会に結集を!
夏〜秋に向け闘争体制を確立しよう!

 第73回定期委員会の課題

 動労千葉は6月27日、第73回定期委員会を開催し夏から秋に向けた闘いの方針を討議・決定する。安倍政権は戦争と改憲に突き進んでいる。国会では安保戦争法案の審議が強行され先週は労働者派遣法の抜本的改悪案が衆院で強行採決された。今こそ労働組合が力をとり戻さなければならない。
 職場でもこれまでのJRのあり方を全部ひっくり返すような全面的な攻撃が始まっている。第二の分割・民営化攻撃だ。
 7月1日には駅業務で働くCTSの仲間たち90名余りの転籍が強行されようとしている。10月には検修構内業務の外注化で強制出向された仲間たちが「3年目」を迎える。そして11月1日には千葉運転区廃止・運輸区化が強行されようとしている。全組合員の力を結集し、秋に向けた闘いの方針を確立しよう。闘いの渦中で組織拡大を実現しよう。定期委員会に結集を!

 闘いが開いてきた地平

 こうした情勢は、動労千葉が国鉄分割・民営化に立ち向かって30年にわたり闘いの旗を守りぬいてきたこと、検修構内外注化に反対して15年間非妥協的に闘い続けてきたことがどれほど大きな意味をもつものだったかを鮮明に浮かびあがらせている。
 その小さな闘いが、労働運動の解体を狙った国鉄分割・民営化攻撃の意図を打ち砕き、労働者の団結と権利を最後の一線で守った。今日まで連合が産業報国会として「完成」することも阻んできた。そして、千葉だけでなくJR全体を揺るがし、外注化・非正規職化攻撃を10年単位で遅らせてきたのだ。
 さらに、この春の闘いでは、CTSから8名の仲間たちが動労千葉に結集してくれた。分割・民営化が強行されて以降のすべてをかけて組織拡大を実現し、反撃に立ち上がるときがきたのだ。

 外注化粉砕、仕業緩和に向けて総決起を

 10月で強制出向から3年だ。外注化で職場は矛盾だらけだ。安全が破壊され、それはもっと酷く崩されようとしている。分断された職場の現実はもう我慢がならない。
 本線運転士は何人もが身体を壊して乗務が出来なくなっているのに、外注化で降りる場を失っている。あらためて外注化粉砕に向けて総決起する決意を固めよう。
 仕事と仲間をJRに戻せ! 
 外注化の全面的な拡大を許すな!
 「転籍」は一旦扉が開けば坂を転げ落ちるようにCTSだけでなくJR本体にも拡大する攻撃だ。絶対許してはならない。
 3月ダイ改を期して始まった乗務行路の全面的な労働強化に対する怒りの声が渦巻いている。黙っていたらもっと酷くなるのは火をみるよりも明らかだ。ローカル線を切り捨て、本線運転士に殺人的労働強化を強い、最後は運転士まで子会社化する。これがJRが狙っていることだ。仮移転から始まる千葉運輸区新設の過程でその攻撃が吹き荒れることは明らかだ。組織破壊攻撃粉砕、反合・運転保安確立をめざし闘いに立ち上がろう。

 戦争法案を粉砕しよう!

 秋に向けてあらためて闘いの決意を固めよう。安倍政権は、戦争と改憲に突き進むために「連合を分裂させよ」と公然と叫んで、総評解散に次ぐ連合のより一層解体・再編攻撃を仕掛けている。
 その一方で、労働者の雇用や権利がメチャメチャに打ち砕かれようとしている。安倍政権が成立を狙う新たな派遣法は、企業が期間の制限なく永久に派遣労働者を使えるようにし、何百万という派遣労働者が全部3年毎に首を切られていく現実に突き落とすとんでもない攻撃だ。一緒に上程されている「残業代ゼロ法」「解雇金銭解決」も労働者をドレイの地位に突き落とすものだ。これはJRが車掌・運転士まで全部外注化し転籍させようとしているのと完全に一体の攻撃だ。
 安保戦争法案の成立を許すな。労働法制解体を許すな。戦争を絶対に止めよう。労働者の総非正規職化を許すな。
 安倍政権を倒せ!
 戦争を止めるため、外注化を粉砕するために労働運動を甦らせよう。6・27定期委員会に結集を!


動労千葉 第73回定期委員会
6月27日(土) 13時より 
DC会館にて

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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