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「3年でクビ!」「一生涯派遣」「正社員ゼロ」の 派遣労働者を受け入れる制限も、原則1年(最長3年)の期間制限もなくし、労働者をいつまでも「派遣」で働かせることができる労働者派遣法改悪案の審議が、5月12日衆議院で始まった。 派遣社員は自動的に3年でクビ 現行の労働者派遣法は、派遣労働を「臨時的・一時的な働き方」としてきた。しかし今回の改定が実施されれば、企業は派遣先の企業が労働組合の意見を聞くだけで、派遣労働者を入れ替えたり部署を移したりしながら、永続的に派遣労働者を使用することができる。 他方、派遣労働者はいや応なく3年で解雇され、その後の職場も分からない生活を強いられ、生涯転々と派遣労働を続けざるを得なくなる。 安倍首相はこの間の国会審議で「一生涯派遣という批判は当たらない」「派遣労働者の一層の雇用の安定や保護を図るもの」「派遣労働の固定化を防ぐ対策を強化する」、「キャリアアップなどで正社員化を後押しする」などと強弁しているが、全くの絵空事だ。 正社員ゼロ=総非正規職化へ もともと派遣法制定以前は、手数料を取って労働者を斡旋することは犯罪だった。戦後、職業安定法が制定され、中間搾取や労働者供給事業などの手配師の横行を禁止したのだ。 6・7集会の大成功を! 労働者派遣法の改悪と並んで、「残業代ゼロ法」=労働基準法の改悪、そして戦争法案である「安保法制関連法案」の国会審議が始まる。戦争と総非正規化―安倍がやろうとしていることは、労働者の生命と権利を奪い尽くす攻撃だ。今こそ闘う労働組合の復権を!
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう! |