みんなの知恵と団結で、安心・安全・健康に働ける職場をつくろう!
4・24貨物協議会定期総会へ!
分断を団結に変えよう!
16年連続のベアゼロ回答、たび重なる期末手当の超低額回答で生活は苦しくなるばかり。55歳からは基本給7割、先の諸手当の削減と合わせたダブルパンチ・トリプルパンチに打ち返そう。
そもそも「満55才に到達した社員の基本給月額は、その者の55才到達月における基本給月額に70/100を乗じて得た額」とする「60歳定年実施に伴う社員規程」は、年金支給が65歳からというときに作られた時代遅れの制度だ。
新採を停止し、賃金7割・基本賃金15万(千葉県)の嘱託労働者をこき使って貨物列車の運行を確保するという、その場しのぎで、将来を考えない無責任なやり方だ。なんとしても打破しよう!
JR各社の中で貨物にのみ限度を超えた低賃金を強制するということは、分割・民営化で分断されたJR労働者を団結させないということだ。3・20貨物春闘集会で示したように、分断を団結に変えよう。
「改革」のペテンを暴こう!
貨物会社は3月1日から「手当等の見直し」として諸手当の削減を強行した。
都市手当・地域手当の2年間の級地保障、祝日等勤務手当、乗務旅費の日当の廃止だ。いうまでもなく重要な労働条件である賃金の減額や切り下げ(労働条件の不利益変更)は、労基法上も会社(使用者)が自由にできるものではない。
「労働者との合意」=日貨労の裏切りがあれば、賃金の一方的な変更もいくらでも出来るというとんでもないことが強行された。「鉄道事業部門の黒字化」のためなら、何でも許されるというのか! 国鉄の分割・民営化の時と同じだ。
こんな理不尽なことを許してはならない。「国鉄改革」「貨物改革」のペテンを暴き出そう! 職場から怒りの声を巻き起こし、貨物労働者の団結した闘いで低賃金攻撃を打ち破ろう!
安心して働ける職場をつくろう
職場の高齢化が進む中で、低賃金の改善と、過酷な労働条件の改善は鉄道の安全確保に直結した問題そのものだ。「働き度を上げる」では安全は守れない。「子供の進学、親の介護、家族・自分の将来への不安を抱えて『安全第一・安定輸送の確立』など出来るはずがない」。
定年延長や高齢者交番など、適正な労働条件を確立しよう。みんなの知恵と団結で65歳まで、安心・安全・健康に働ける職場をつくろう。
なによりも人生の大半を過ごす職場において、一番大切な労働条件は「職場が明るく楽しいこと」「仲間に会えるのが嬉しいこと」。それには現場で労働者が団結して、お互い助け合っていること。「おかしいことはおかしい」と、キチンと声をあげよう。
JR全体では、3月ダイ改を期して、大量退職時代を逆手にとった全面外注化を柱とする第2の分割・民営化攻撃が始まった。北陸新幹線や上野東京ラインでは早くも矛盾が噴出している。
JR貨物の「平成18年度鉄道事業の黒字化を目指す」という経営自立計画の破綻も必至だ。ここ2〜3年が勝負、貨物協議会第24回定期総会の成功をかちとろう。
■第24回貨物協議会定期総会
4月24日(金)17時
■尼崎事故10周年糾弾! 全国総決起集会
4月25日(土)13時 尼崎駅前広場
■第29回動労総連合定期中央委員会
4月29日(水)13時 DC会館 |