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被爆労働拒否をたたかう動労水戸支援共闘結成

580名が大結集

 3月15日東京都台東区上野において、「被爆労働拒否をたたかう動労水戸支援共闘」結成集会が開催され、全国から580人が結集した。
 司会を動労水戸の池田執行委員と福島の女性労働者とが務め、「原発事故は終わっていない。まだその責任を誰にも取らせていない。動労水戸の被爆労働絶対拒否の闘いに出会えて福島から声をあげる力に出来た。今日はその動労水戸の支援共闘を結成する大切な集会だ」と述べた。
 呼びかけ人を代表して国労秋田闘争団の小玉さんが発言「動労水戸の闘いは『今だけ、金だけ、自分だけ』の新自由主義を根本から覆す闘いだ。被爆労働拒否の闘いは全労働者の団結の核となる」と訴えた。

すべての労働者を獲得できる力がある

 結成にいたる経過を支援共闘事務局が報告したのに引き続き、動労千葉の田中委員長が、13日より春闘第一波のストライキに決起している事を報告し「動労水戸の被爆労働拒否の闘いは、国鉄分割・民営化に対して団結を守って30年間がんばりぬいてきたからこそ出来た。そしてこれは誰も実現したことがない闘いです。この闘いはすべての労働者を獲得できる力があります」と述べた。
 福島からの訴えでは、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さんが、「政府と政治を変える第一歩が今日の集会だ」と訴えた。
 ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師は「被爆労働拒否は医療のうえからもきわめて正当」と発言した。
 国労郡山工場支部の橋本光一さんは、「動労水戸は福島に住む者、JRで働く者にとって希望の光だ。郡山工場をはじめJR職場と福島に闘う労働運動つくり出す」と決意を述べた。

常磐線全線開通絶対阻止!

 発言を受け、動労水戸組合員と家族が登壇し、代表で石井委員長が、常磐線全線開通を狙うJRと絶対反対で闘い抜くと宣言。また「被爆労働拒否の闘いは動労水戸だけの闘いではなく、すべての労働組合がストライキをもって闘うべき課題です。福島から全国に、全世界にこの闘いを広げましょう。いわきユニオンの原発労働者は、自分の子や孫のためにも収束をちゃんとできるように労働組合をつくって自分の労働条件を守ってゆきたいと言っている。嘘をつき続ける安倍政権を打倒しなければ原発問題は解決しない。これからもともに闘いましょう」と訴えた。
 連帯のアピールが諸団体あり、お礼と決意で辻川副委員長は「安全と命を運ぶ鉄道労働者として、住民に被爆を強制するJRと闘うことは正義だ。すべての労働者が被爆労働に反対し、自分たちが闘うことが、原発労働者が自分の命を守る立場に立ち上がる条件をつくる。世の中を変える闘いをここから始めよう」とした。
 結成宣言と行動提起を国労小倉闘争団の羽廣さんがおこない、団結ガンバローで閉会した。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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