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'15春闘第2波へ!

日貨労の裏切り許さず、 大幅賃上げかちとろう!

 春闘第1波闘争貫徹!
 15春闘の課題と獲得目標を再確認としよう。@組織拡大の実現、A大幅賃上げ獲得、貨物賃下げ攻撃粉砕、B外注化粉砕、定年延長と65歳まで働ける労働条件の確立、Cダイ改阻止―地方ローカル線切り捨て反対、反合・運転保安確立、D第2の分割・民営化=組織破壊攻撃粉砕!
 ダイ改時の第1波闘争は、旅客における本線運転士を中心とする、3月13日の泊勤務始業時から、14日の勤務終了時(15日明け)までのストライキとして貫徹された。3月13日の総決起集会は、会場を埋め尽くす280名の結集で、第2の分割・民営化攻撃に闘争宣言を発し、大成功をかちとった。
 次は、貨物、CTSを焦点とする新賃金回答時における第2波闘争だ。

焼け石に水の手当削減
 貨物会社は3月1日から「手当等の見直し」として諸手当の削減を強行した。
 ひとつは、都市手当・地域手当の2年間の級地保障。転勤で級地区分の低いところへ異動した場合、一気に数万円の賃金がダウンする。次が祝日等勤務手当の廃止。1時間につきC単価(百分の二五割増)がなくなる。
 さらには乗務旅費の日当の削減だ。1日200円、泊勤務なら400円だ。長い乗務なら昼、夜、朝と食事をとる時や深夜の乗務で眠気覚ましの缶コーヒーやガムを買うなど、そのためのささやかな補助となってきたものだ。
 会社や日貨労は月4・5千円のダウンというが、それは大いなるゴマカシだ。全社員で平均した額で、支給の対象となっている勤務についていれば月1万円以上の賃下げだ。
 この手当廃止によって、約2億4千万の人件費が削減される。会社はこれによって「多少の経済変動があっても、安定的に利益が確保できるよう、スリムで強靭な経営体質への改善を図る」というが、全体で収支が悪化するという。
 一体、何のための手当廃止なのか、焼け石に水とはまさにこのことだ。「いくら一生懸命働いても、みんな持っていかれる」とうのが現場の実感だ。

勝利の道は、日貨労打倒 =組織拡大
 諸手当は低賃金の中で生活給そのものとなっている。それなしには食っていけないというものだ。しかも、重要な労働条件である賃金の減額や切り下げ(労働条件の不利益変更)は、会社(使用者)が自由にできるものではない。「労働者との合意」=日貨労の裏切りがあってはじめて成しえることなのだ。これが「鉄道事業の黒字化達成のために、血を流し、汗を流す」ということか!
 現場労働者に苦しみを強制する「貨物改革」など、断じて改革などではない。経営が成り立たないこと百も承知でスタートさせた会社なのだ。国鉄の分割・民営化という根本原因と闘うことだ。
 おかしいことはおかしいと堂々と声を上げよう。真実を示し、全国の貨物職場から怒りの声を巻き起こそう。日貨労打倒=組織拡大、動労総連合を全国に建設しよう!15春闘を闘い抜こう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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