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ダイ改ー特急全廃に激しい怒り

3/7 館山地域集会 150名が結集
  JRの地方切り捨て許すな! 3・13―15スト貫徹!

怒り束ねてJRに叩きつけよう

 3月7日、館山市商工会館で3月ダイ改ー特急列車削減・全廃絶対反対 館山地域集会が150名の結集で開催された。集会には地元の市議会議員、館山市民や、そして鉄道OBなどが多数参加し地域から大きな反対の声があがった。
 集会の司会を、木更津の岩瀬副支部長が務め、「館山の職場はなくなり木更津と鴨川に別れたが、今日までローカル線切り捨てと闘ってきた。観光地にとって特急廃止は死活問題。本日の集会で地域の怒りの声を束ねてJRにぶつけていきたい」とあいさつを行った。
 主催者として、木更津支部の山中支部長、鴨川支部の岩瀬支部長が登壇し決意表明をおこなった。(別項)
 つづいて動労千葉の代表として田中委員長が、「特急さざなみ廃止は、特急廃止では終わらない。普通電車の本格的削減の始まりであり、ローカル線切り捨てだ。儲からないから君津以南の内房線は切り捨てる。もし鉄道を維持したいなら沿線自治体が運営する第三セクターにすればいいというのがJRの考え方だ。どこの自治体も財政は厳しいのに第三セクターにされたら財政はもっと厳しくなり、公共サービスは崩壊し、地方で生きていくことができなくなる。JRで働く者として絶対に認めることはできない。これを阻止する力は地元の怒りが集まることだ。共に闘いたい」と訴えた。

地元市議、市民が発言町長からメッセージ

 来賓として、南房総市から栗原保博市議会議長、館山市議会から鈴木順子市議、石井敏宏市議があいさつを行った。つづいて二名の館山市民が発言した。(別項)木更津の支援する会の仲間が「この間久留里線ワンマン化反対など共に闘ってきた。自分の職場には安房地区から特急で通勤している人が多い。千葉県庁の職員も多い。体の弱い人はとりわけ深刻だ。今後も共に闘っていく」と発言した。
 集会には、鋸南町の白石治和町長、館山の辻田実前市長のメッセージが寄せられ、山田繁幸本部執行委員が読み上げた。

 鉄道OBから

鉄道OBから元木更津支部長の斎藤勇さんが、「この間地域の駅が委託され、夜は無人になり鉄道と住民とが切り離されてきた。『鉄道より車が便利だよ』という人もいるが、10年〜20年後、はたして皆さんの免許書を更新してくれるかな。そうなったら『子供にたのむから』と。しかし子供の働く場がなくなっているかもしれない。そういう視点からも鉄道を考えていかなければならない」と語った。総武本線、成田線の特急削減・廃止と闘う佐倉支部、銚子支部から2・26銚子地域集会の報告につづいて、会場からの意見も出された。

反対の大きな波に

 山田執行委員が当面する行動として、署名運動を提起し、集会参加者全体の拍手で確認された。
 最後に、「最初は小さなさざ波かもしれないがみんな手を携え、反対の大きな波にしていきたい」と司会が集会を締めくくった。


●木更津支部 山中支部長

この間木更津支部は、館山市、南房総市、鋸南町、富津市の観光協会などを回ってきた。皆さんが共通して「JRには裏切られた」と言っています。1時間に1本しか電車が走らないのに特急まで削減される。絶対に許せない。2月22日、3月4日と館山駅でビラ配りや、新聞の折り込みも2回行ってきた。地域の声を上げて反対していきましょう。

●鴨川支部 岩瀬支部長
観光地にとって特急廃止は大きな問題です。JRは儲けのためにだけ地方を切り捨てようとしている。特急廃止は絶対に認めることはできない。鴨川支部は地域の皆さんと共に最後まで戦います。

●館山市民 
 動労の方は頑張っている。先日、館山駅で一所懸命ビラをまきと演説していました。今日の集会にこんなにも多くの人が集まっている。凄いことです。タクシーで駅から会場に来る時に運転手に聞いたら、「特急がなくなったら困りますよ」と言っていました。朝の特急で東京まで通勤している人もいるのです。そういう困ってる人がまとまって、みんなが手をたずさえ反対していけたらいいのかな、と思っています。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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