「あやめ」・「さざなみ」(君津〜館山)全廃
特急列車24本を廃止! 内房線ー休日は特急ゼロ
特急廃止・削減を許すな!
3月ダイ改に向けた闘争体制の確立を
房総全域を激震!
怒りの声が噴出
3月ダイ改でJR千葉支社が提案した特急列車の全面的な廃止・削減攻撃が房総全域を激震させている。プレス発表されるや瞬くまに沿線自治体から嵐のように反対の声や決議が一斉に上がっている。
12月24日、館山市、同商工会議所、同観光協会の3者が、特急列車の復活を求める要望書を千葉支社に提出した。翌日には館山市議会で「廃止の見直しを求める意見書」が全会一致で決議された。さらに銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、匝瑳市、鹿嶋市、潮来市など沿線自治体から次々と反対の声や決議が一斉に上がっている。JRに対する地域の総反乱と呼ぶべき事態だ。
住民の生活と
命がかかった問題だ
現在、全国の地方自治体の半分、896都市が消滅するといわれている。千葉では、銚子市が17年、富津市が18年度までに破たんすることが確実といわれている。それなのにJRは「地方創生」どころかローカル線の全面的な切り捨てに動きだしたのだ。今度の特急列車の切り方を見れば、これだけでは終わらないということだ。さらなるローカル線の切り捨てが狙われているのだ。
しかも、単に列車の問題だけではない。住民の生活と命がかかった問題だ。地方では、学校や病院、保健所や水道など、人が生きていくうえで必要不可欠な社会的インフラ全てがもう限界ギリギリだ。JRによるローカル線の切り捨てはこうした現実に最後の一撃を打ち下ろすような意味をもっている。
ダイ改合理化粉砕へ、 ストライキで闘おう!
3月ダイ改での特急列車廃止・削減だけでは終わらない。「東京から70〜80q以遠の運行は切り離す」という構想が本格的に動きだしているのだ。秋に千葉運転区の廃止・運輸区化が画策されている。ダイ改から3年程度をかけて大規模な再編攻撃が画策されている。この過程では大量退職が進む。それに伴って外注化攻撃もこれまでとは全く次元の違う段階に入ることは間違いない。
すでにJR東日本本社は「ハンドル率をあげろ」「列車キロに対し行路・要員数が多すぎる」と、各支社に徹底的な労働強化を命じている。さらに「本線運転士が担当する入出区は全部委託する」という話まで出ている。
これまで長年働いてきた仲間を使い捨て、大合理化と労働強化を強制する。そして、超低賃金の外注会社に仕事も労働者も突き落とす。こんなことを許したら権利や労働条件、安全は間違いなく地に堕ちる。まさに、「去るも地獄、残るも地獄」だ。
3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しなければならない。地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだそう。基地統廃合攻撃や全面的な労働強化の強制に対する職場からの総反乱=組織拡大を実現しよう。3月ダイ改合理化粉砕へストライキで起ち上がろう。
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