特急の全面的廃止・削減を許すな!
千葉支社 3月ダイ改の労働条件を提案
12月19日、JR千葉支社は、3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。
提案の中で千葉支社は、特急さざなみについて東京〜館山間4本、君津〜館山間5本全てを廃止、特急わかしおは東京〜鴨川間2本、勝浦〜鴨川間6本の廃止、特急しおさいは東京〜銚子間2本、東京〜佐倉間1本の廃止、特急あやめについては4本全廃することを明らかにしてきた。
また、内房線の特急削減に伴い、東京〜館山間に特別快速1往復を新設するとしている。
一方、武蔵野線では朝通勤時間帯の増発、京葉線では昼間帯に時間1本=6往復の増発、成田空港着発の総武快速列車1往復の増発を行うとしている。
要員関係では、運転関係で7名(運転士±0、車掌▲)を削減しようとしている。(別表参照)
ローカル線切り捨てと安全無視を絶対に許さず、反合・運転保安確立へ闘おう!
特急列車24本を廃止! 内房線ー休日は特急ゼロ
提案の主な内容は以下のとおり。
◎特急関係
■特急さざなみの廃止について
◇東京〜館山間(上下)の廃止
さざなみ1号、8号(館山〜君津間各駅)、12号、16号
◇君津〜館山間の廃止(君津止まり)
さざなみ7号、11号、13号
◇館山〜君津間の廃止(君津始発)
さざなみ4号、6号
◇なお、土休日は、全ての特急について、定期列車の運転を中止。
◇特急さざなみの廃止に伴い、東京〜館山間に特別快速1往復を新設
下り・東京8時台〜館山10時台
上り・館山17時台〜東京19時台
■特急わかしおの廃止について
◇東京〜鴨川間(上下)の廃止
わかしお11号、14号(鴨川〜勝浦 間各駅)
◇勝浦〜鴨川間の廃止(勝浦止まり)
わかしお1号(勝浦〜鴨川間各駅)、13号、15号(勝浦〜鴨川間各駅)
◇鴨川〜勝浦間の廃止(勝浦始発)
わかしお10号(鴨川〜勝浦間各駅)、22号、26号(鴨川〜勝浦間各駅)
■特急しおさいの廃止について
◇東京〜銚子間(上下)の廃止
しおさい5号(成東〜銚子間各駅)、10号(銚子〜成東間各駅)
◇東京〜佐倉間(下り)の廃止
しおさい13号
◇行き先の変更
しおさい16号 銚子〜新宿を、東京に変更
◇しおさい13号の廃止に伴い、東京〜千葉間にホームライナーを新設。
■特急あやめ全ての廃止について
◇東京〜銚子間(上下)の廃止
あやめ2号(銚子〜佐原間各駅)、3号(佐原〜銚子間各駅)
◇東京〜鹿島神宮間(上下)の廃止
あやめ1号(佐原〜鹿島神宮間各 駅)、4号(鹿島神宮〜佐原間各 駅)
東京圏直通運転は拡大、ローカルは切り捨て!
■成田エクスプレスの佐倉駅停車
NEX4号、8号、51号53号について、佐倉駅に停車。
■京葉線の増発について
◇京葉線快速列車について、10時〜15時台に、毎時1本を増発。
■武蔵野線の増発について
◇夜間帯に、西船橋〜東京間で1往復の増発。
◇朝通勤時間帯に、西船橋〜吉川実南間の1本増発。
◇朝通勤時間帯に、西船橋止まりを東京まで延長。
■総武本線の増発について
◇夜間帯に千葉〜佐倉間1往復増発
■早朝の佐倉折り返し快速列車について、成田空港まで延長増発。
■成田線について
◇佐原〜銚子間で、日中帯に1往復増発し、毎時1本運転とする。
◇あやめ3号、4号廃止に伴い、朝通勤時間帯8時台に佐原〜成田間、夜間帯22時台に 佐倉〜佐原間1往復増発。
◇日中帯の千葉〜成田間を1往復、成田〜佐原間で3往復の廃止。
◇日中帯の鹿島線の1往復の廃止。
■外房線について
◇日中帯の8両編成を4両編成化。
■内房線について
◇内房線の一部を快速列車に立て替え、東京駅への直通化を図る。(増発3本、快速化5本)
■内房線について
◇日中帯の木更津〜君津間を、3往復廃止。
◇朝通勤時間帯で、館山〜君津間1往復増発(さざなみ4号分)
◇日中帯で、木更津〜館山間の一部列車を夜間帯に変更(さざなみ11号、13号部分)
◇上総湊止まりを館山まで延長。
■その他
◇蘇我運輸区の京葉線(高谷・二俣 支線)の定期行路化。
■その他
◇ダイ改における増減キロ
▲490・2km
◇ダイ改期日は、3月14日の予定。
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