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安倍政権の戦争・改憲の突進を許すな! 自民支持は6人に1人 12月14日衆議院選挙。自・公が議席の三分の二を占め、安倍首相は「国民の信任が得られた」と胸を張っている。だがその実態は52%という戦後最低の投票率で、自民党に投票したのは総有権者の17・4%、6人に1人に過ぎない。 激動の時代の入り口 国民の圧倒的多数が、与党も野党も同じ穴のむじなに過ぎない、今の政治家や政党に期待することなど何ひとつ無い、そもそも国会などひと握りの資本家たちの利益のために官僚と政治家が悪法をつくるだけの場だと感じている。様々な幻想が剥がれ、国家の本質がむき出しになり、誰も見向きもしなくなった結果、皮肉にも自民党が「圧勝」したのだ。だがこんなことは長くは続かない。それを一番よく理解し震えあがっているのは自民党自身だ。現実と「政治」がこれほど乖離(かいり)したことはこれまで無かったことだ。全てが荒波にのみ込まれ、何が起きてもおかしくない激動の時代が始まる。そうした時代の入り口に立ったことを示したのが今回の選挙結果だ。 労働運動が問われている 問われているのは、労働運動の止めどない後退、「労働運動の不在」というべき現実だ。それこそが、怒りの声がこれほど深く、広く積み上がっているというのに自民党を「圧勝」させてしまっている最大の理由だ。財界の利益、巨額のカネと利権によって築かれた支配機構に対抗する現実的な物質力は、労働者の団結した闘い以外ない。多くの人が、野党の余りにも酷い惨たんたる現実が自民党を勝たせた、と言う。全くそのとおりだが、その本質は、労働者の団結と闘いを組織する政党がひとつも無いということだ。共産党も「ルールある資本主義を」などと言って絶対に労働者の闘いを組織しようとしない。 109名解雇を撤回せよ! 12月1日、動労千葉と国際連帯員会は中村仁君を先頭に、民主労総ソウル本部の希望連帯C&M労組非正規支部の要請に基づき、MBKパートナーズの日本支社に対する2回目の抗議行動を行った。11月12日から2人の組合員による厳寒の高空籠城が行われ、すでに1ヶ月がたとうとしている。現在、希望連帯労組とC&M元請および外注業者の3者協議体が構成され交渉が行われている。
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!今こそ外注化粉砕闘争に総決起を! |