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戦争のための治安弾圧法
戦争遂行を可能とする軍事立法 国民の強い反対を押し切って安倍政権が成立させた特定秘密保護法が12月10日から施行された。特定秘密保護法は、「防衛」「外交」「スパイ活動防止」「テロ防止」の4分野で、特に秘匿が必要と判断した情報を特定秘密に指定し、漏えいには最高で懲役10年、さらには共謀、そそのかす、あおる行為で5年以下の懲役に科せられる。さらに密告制度もある。 さらに重視すべきは、安倍政権は、特別秘密保護法施行と一体の攻撃として衆院解散直前の11月19日に、「テロリスト財産凍結法」を自民、公明、民主、共産各党などの賛成多数で可決、成立したことだ。政府の国家公安委員会が「テロリスト」とみなせば、その団体・個人の財産を凍結できるというメチャクチャな治安弾圧法だ。 武器輸出解禁と史上空前の軍拡 さらに安倍政権は、「防衛産業が成長戦略の一丁目一番地」と、武器輸出3原則を撤廃し、武器輸出を成長戦略の柱にして世界の兵器市場への割り込みを進めている。すでに米、英、仏、豪、印、フィリピン、ベトナム、トルコなどいたるところで企業間、政府間で武器や武器技術輸出の交渉が始まっている。 労働者の団結した闘いで戦争阻止を! 安倍は、衆議院総選挙で、「アベノミクスの是非を問う」と言い、集団的自衛権行使や原発再稼働などを挙げ、「この道しかない」と言う。だが、この道こそ日本がアジア侵略戦争と第2次世界大戦に突き進み、何千万人もの労働者人民に死を強制した「いつか来た道」とまったく同じだ。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!今こそ外注化粉砕闘争に総決起を! |