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市東さんの農地を守ろう! 第3滑走路計画粉砕!
10/12三里塚集会に710名が結集

国鉄1047名解雇撤回・JR外注化阻止! 改憲と戦争の安倍打倒!
11・2全国労働者総決起集会の大結集を

 10月12日、三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する全国総決起集会が、全国から910人の結集で勝ちとられ、農地死守・第3滑走路計画粉砕・安倍政権打倒に向けた新たな闘いの突入することを宣言した。
 最初に主催者あいさつとして北原鉱治事務局長が立ち、「10月8日の農地裁判で市東さん側の求釈明、意見陳述に対して、NAA・県側は一言も発することができなかった。だが裁判闘争だけでは勝てない。市東さんは日本農民の未来を担っている。今日一日の集会・デモを闘いぬこう」と力強く訴えた。
 続いて、反対同盟事務局の萩原富夫さんが立った。「おやじ(進さん)の遺志を継いで、原点に返って闘う。三里塚は実力闘争を貫く」と宣言した。そして来春3月4日の次回農地裁判控訴審弁論と3・29三里塚全国集会に向けて奮闘することを明らかにした。
 特別報告として、動労千葉から田中委員長が登壇し、10・1外注化阻止のストライキ報告を行い、「団結すれば勝てるという展望が求められている。反対同盟はそのことを50年にわたりしめしてきた」と三里塚闘争の意義を語り、戦争と民営化攻撃を打ち砕く闘いとして11・2全国労働者総決起集会への大結集を訴えた。
 市東孝雄さんは、「裁判は勝利的に進んでいる。私が親父の跡を継いで“闘魂ますます盛んなり”と壇上で述べてから、15年経った。全国の支援の力があってこそやってこれたと思う。天神峰に住みつづけ、これからも生きていく」と決意を語った。
 福島からは、3・11反原発福島行動呼びかけ人の椎名千恵子さん、福島診療所建設委員会の渡辺馨さんが発言した。全国農民会議共同代表の小川浩さんは「米価の大暴落、安倍農政によって日本農民は闘わなければ生きられない」と訴えた。
 最後に「集会宣言」が読み上げられ、天神峰ー取香地区を貫くデモ行進が行われた。
 三里塚闘争は48年の闘いを経て、新たな空港強化・拡大、第3滑走路増設計画との激突という重大な情勢を迎えている。市東さんの闘いは、成田軍事使用をはばみ、この空港拡大計画との最先端の闘いだ。そして安倍政権の戦争政治と真っ向から対決する闘いだ。
 次は11・2だ!全力で決起しよう!

■11・2全国労働者総決起集会
 11月2日(日) 正午 日比谷野音

■11/1日韓労働者理念交流
11月1日(土)午前10時 DC会館
■11・3労働者国際連帯集会
 11月3日(月) 午後1時 千葉商工会議所第1ホール

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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