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 動労千葉は、10月1日正午からJR・CTSの検修関係組合員を対象にストライキに突入した。
幕張車両C、京葉車両C、習志野運輸区構内、木更津派出、西船橋派出、千葉派出、一ノ宮派出、鴨川派出、銚子派出と千葉全域で組合員がストライキに起ちあがった。

 午前7時半以降、幕張本郷駅前、京葉車両センター正門前、習志野運輸区前でストに入る組合員、支援する会が情宣活動を行った。そして11時半に幕張本郷駅前に組合員、動労千葉を支援する会150人が再結集し幕張庁舎向かいに移動し、正午からストに入った幕張支部組合員をシュプレヒコールで出迎え、合流した。

総決起集会に215名

午後2時からDC会館で、雇用と安全破壊の外注化粉砕!スト貫徹!動労千葉総決起集会が215名の結集で開催された。
冒頭、田中委員長が提起した。川崎執行委員が団交報告を行い、続いてスト拠点支部からの決意表明が行われた。
とりわけ床下機器の点検中に轢き殺されそうになった銚子派出の当該組合員からの怒りの報告は会場を圧倒し、参加者の外注化粉砕の決意を強固にさせた。また集会には東京西部ユニオン鈴コン分会が駆けつけ「解雇撤回・職場復帰・非正規職粉砕」の大勝利が報告され、会場は大いに沸いた。
またCTSの新組合員3名が登壇し、「今日の出勤時の情宣に初めて参加した。CTSの仲間に配りにみんな受け取ってくれた」、「今日参加して動労千葉は熱い組合だと感動した」「動労千葉組合員として力強くやっていきたい」と決意を述べた。
田中委員長の団結ガンバローで集会を終了した。

10.1スト総決起集会での田中委員長の提起

 なぜストライキに決起したのか。この間、幕張車両センターの車輪転削業務で6件近く事故が起きていた。そして8月には指切断という重大事故がおきた。銚子の検査派出では、動労千葉の組合員が床下機器の点検を行っていたところ、いきなり列車が動き出そうとして轢き殺されようとした。どちらも外注化されていなければ絶対にありあえない事故だ。ただちにJRに戻さなければならない。
さらに、昨年入社したCTSプロパーの労働者に限定免許を与えて構内運転をさせようとしている。JRでは構内運転には4年ほどの経験が必要なのに、「動労千葉のスト対策だ」、「経費がかかる」と公言し強行しようというのだ。こんなことをしていたら必ず事故が起きる。そのとき犠牲になるのはプロパー労働者だ。
今回のストライキは、労働者の生命を奪う外注化に反対し、そして尼崎事故につながるような安全崩壊をもたらす外注化攻撃に反撃する闘いのの一歩だ。
今日のストでは終わらない。本気になって組織拡大に打って出よう。11.2労働者集会にこれまでと違う大結集をかちとろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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