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外注化ではなく、定年延長を!
10・1ストライキへ

運転保安確立!
プロパーの仲間たちを守れ!

 動労千葉は、10月1日、JR・CTSの全検修職場でストライキに起ち上がります。
 このストライキは、第1に、業務外注化の結果、幕張の車輪転削業務で労働者が指を落とし、銚子派出では床下機器の点検中にひき殺されそうになったことに対する反撃の闘いだ。
 第2に、CTSプロパー労働者を促成で構内運転士に登用することに反対し、もっと経験を積ませることを求める闘いだ。こんなことをしていたら必ず事故が起きる。そのとき犠牲になるのはプロパー労働者だ。
 だからわれわれは、「プロパー労働者を守れ」と訴えてストライキに起ち上がることを決断した。
 第3に、このストライキは、「高齢者の雇用の場の確保」という外注化の建て前すらかなぐり捨てて、雇用の場を奪い、破壊して、車輪転削業務に就いていた仲間たちを行く場のない形で放り出す攻撃に対して、「外注化ではなく、定年延長を!」を求める闘いだ。

安全よりもスト破りを優先ーまさに本末転倒だ!

 9月24日に行われた団体交渉の中でCTSは、動労千葉がストライキを行った場合、「受託した業務量を行うための要員を確保する」と称して、スト破りのためにプロパー労働者を動員すると公言している始末だ。
 しかし、構内業務の要員は、JRからの出向者で足りており、プロパー労働者を無理に一本立ちさせる必要など、全くないのだ。
 JRとCTSは、安全よりもスト破りを優先したのだ。まさに本末転倒だ。

事故が起きたら全ての責任が転嫁されるのは労働者だ!


 この間、CTSは、9月11日に限定免許を交付し、京葉事業所では9月16日に2名、津田沼事業所は19日に1名の見極めを行っている。しかも京葉事業所では、JR車両センター所長の立ち会いの下で行ったというのだ。JRから独立して業務を受ける技量がないことの表れだ。幕張事業所でも9月29日に1名の見極めが予定されている。
 あわてて構内運転士にすることだけが問題ではない。ここに示されているように、CTSという会社には、構内運転士に対して技術指導や安全指導を行う体制もないということだ。こんな状態で事故が起こらないはずがない。何度でもいう!そのときに全責任を転嫁され、犠牲にされるのは現場の労働者だ。だから、こんなやり方を絶対に許してはならないのだ!

なぜ、もっと経験を積ませようとしないのか!

 団交において動労千葉が、指導部署が設置されていないことを追及するとCTSは、「検討課題である」と回答するのみで真剣に取り組もうとする姿勢すら見せない。業務外注化から2年が経とうする中で、未だに「検討課題」でしかない状況だ。この間の団交でも、「早く一本立ちしないと、経費がかかる」と露骨に回答するようになっていることを見ても明らかなように、「安全よりカネ」という考え方で物事を進めようとしているのだ。
 そしてこれは、CTSだけの判断ではなく、JRが行わせているということだ。

運転保安確立へ、CTS労働者とともに闘いぬこう!

 JRでさえ構内運転士の養成には4年程度の期間をかけているのが現実だ。しかしCTSは、「4年かけなければならないものではない」「国家資格を取ったのだから運転できない理由はない」などと開き直っている。
 CTSでは、労働者の生命に関わる重大事態が発生している。このままいったら大事故になってしまう。そしてその責任は、プロパー労働者に押しつけられるのだ。  こんなことを許してはならない!10・1ストを闘いぬこう!運転保安確立へ、CTS労働者とともに闘おう!

安全と雇用を破壊する外注化粉砕!
ストライキ貫徹!
10・1動労千葉総決起集会

日 時 2014年10月1日
    14時から

場 所 千葉市・DC会館大会議室

※全支部から、全力で結集しよう!
※CTSのプロパー労働者を守り抜き、 外注化による雇用と雇用破壊に反撃す る10・1ストライキを貫徹しよう!
※組織拡大へ総力をあげて起ち上がろう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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