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成田空港事業所で深刻な人員不足
JR−CTSは労働条件をいますぐ改善しろ!

泊まり勤務で翌昼12時頃まで残業も?!
ただちに金子さんの労災を認めろ!

 泊まり明けに12時まで残業?!

金子さんの労災認定を求めて、CTS本
社前抗議行動を闘った。(3月20 日)

 現在、CTS成田空港事業所では人員不足が深刻だ。所長や副所長が穴埋めをするほどだ。
さらに、泊まり勤務の翌朝から昼12時頃まで残業させられたり、夕方出勤のはずが昼から出勤になったりもしている。労働条件の改善どころか、さらなる長時間労働が強制されているのだ。CTSは職場で金子さんが亡くなったことをどう考えているのか! 

 人員を増やしてこなかった

 事態がここまで進んだ直接的な原因は、2人の労働者が勤務のきつさなどから辞めたことだ。しかし、もともと10月には定年退職する予定の労働者がいたのだ。すでに引き継ぎの体制が組まれ、人員にも余裕がある状態でなければならないはずだ。
しかし、CTSは十分な引き継ぎ体制も組まずにきた。そのつけを現場労働者が払うことになっている。人を増やす必要があると、以前から職場で声が上がっていたことにもかかわらずだ。人員を増やさず10月を迎えれば、要員はさらに不足する。

 労働条件を改善しろ!

 新規募集は行われているが、十分な人が集まっていない。採用後、すぐ辞めてしまう人も多い。その理由は、明らかに労働条件の悪さだ。
掃除をしながら、一勤務で4〜5万歩も歩く。年々、清掃する列車の本数は増えるが、賃金はほとんど上がらない。月10数万円の低賃金のままだ。そして、正社員に登用されるのも、ごくわずかな人数だけ。
本当に人を集めるつもりがあるなら、労働条件を今すぐ改善しろということだ。

 JRこそ責任を取れ!

 そして、この事態の全責任はJRにこそある。JRはこの間、コストカットのために外注化を進めてきた。そして、労働者を仕事ごと非正規職・低賃金に突き落としてきた。
今回の事態も、JRが利益のためにCTSの労働者に低賃金と強労働を強制してきた結果だ。十分な委託費を払えば、ただちに解決する問題だ。そもそも、金子さんの死を真剣に反省するなら、すべての外注化を撤回し、JR本体で責任をもつべきではないのか!
JR―CTSは今すぐ労働条件を改善し、十分な要員と賃金を確保しろ! 希望者全てを正社員に登用しろ! 人間的に働き生活できる労働条件の実現を! 金子さんの労災認定をかちとるまで闘い抜こう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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