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7/23 CTS本社団体交渉

輸送混乱時に休憩時間を超勤扱いにすることを確認!

声をあげれば職場の現実も変えられる!

7/23 CTS本社との団体交渉での回答

☆輸送混乱時の休憩時間の取り扱いについて

・輸送混乱時は、休憩時間の変更が基本。管理者がホームで、個別に休憩時間の変更を指示している。
・出来ない場合は、実態に基づき、管理者が超勤を指示している。
・夜など管理者がいない場合は、責任者が、業務日誌に記載・申告し、その内容を管理者が確認して超勤整理を行っている。
・申告されたものは、超勤整理している。
・(輸送混乱による超勤は)5月に3回、6月に2回発生している。

輸送混乱時の休憩時間を申告で超勤扱いすることを確認 

 7月23日、C T S 本社との団体交渉を行った。その中で、輸送混乱時の休憩時間の取り扱いについて確認した。
 C TSは、「輸送混乱時は休憩時間の変更が基本」「(管理者がいない場合に)申告されたものは超勤整理している」と回答した。つまり、休憩時間がとれなかったと報告すれば、超勤扱いにするということだ。
 これは、あまりに当然のことだ。
 輸送混乱時はいつ列車がくるか、正確な時間は全くわからなくなる。到着時間の報告を受けて待機しても、実際にはさらに遅れて一度詰め所に戻るようなこともある。
 現実にはずっと待機状態になり、休憩をとることはできない。その時間は当然、労働時間として扱われなければならない

組合の追及を前に違法行為を取り繕うCTS

 しかし、この当然のことが成田空港事業所では行われてこなかった。5月に一日勤増をかちとったことに伴い、新たに増えた「MG(マネージャー)」を担当する労働者が超勤の報告をすることになった。それまでは、輸送混乱時はただ働きさせるという完全に違法な取り扱いだったのだ。
 この間、動労千葉は金子さんが亡くなったことをきっかけに、CTS成田空港事業所の過酷な勤務実態や、違法な勤務体系について暴露してきた。そして、夕食休憩の確保や、輸送混乱時の休憩時間を超勤として扱うよう申し入れてきた。
 CTSは、その中で要員を一日勤増やさざる得なくなり、違法な取り扱いを慌てて取り繕っているのだ。

管理者こそ輸送混乱の対応をしろ

 しかし、この回答にはウソがある。管理者が現場に来て休憩時間の変更を指示したり、休憩できなかったことを確認することは

全くないのだ。列車の遅れの状況を確認するのも、取れなかった休憩時間をチェックするのも現場の労働者たちだ。
 現場では時間に追われて作業している。それに加え、輸送混乱時は列車状況の確認などの対応までやらされる。休憩も取れない中、本当に大変な作業になる。輸送混乱時の対応こそ管理者の仕事ではないのか!

共に声をあげよう 

今回の確認は、休憩時間に違法に働かせてきたことを改善させた意味で一歩前進だ。そして、これは成田空港駅だけの問題ではない。本来は超勤なのにただ働きさせる実態は、様々な職場で起こってきた。そこでも申告すれば超勤扱いになるということだ。すべての職場で取れなかった休憩時間などを申告し、超勤扱いをかちとろう!
 今回、声をあげた途端にCTSは慌てて違法な取り扱いを変更した。労働者が団結し、労働組合が真剣に闘えば、職場の現実を変えることができる。ともに声をあげ、人間らしく働ける職場環境を実現しよう!
 CTSはまともに生活できる賃金をよこせ! 金子さんの労災認定まで闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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