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1047名の解雇撤回!外注化―強制出向粉砕!反動安倍政権打倒へ

組織拡大で立ち向かおう!

第71回定期委員会を開催

 動労千葉は、6月29日DC会館において第71回定期委員会を開催し、当面する取り組みについて決定した。
14春闘のたたかい、5・2ストライキ、6・8国鉄集会等の闘いを総括し、夏から秋への方針を決定した。
第71回定期委員会は大竹副委員長の開会あいさつで始まった。議長に木更津支部の山中委員を選出し、議事が進められた。
委員長あいさつの後、動労千葉を支援する会の山本事務局長が「戦争への条件が満ちつつある。侵略戦争で殺されていった怒りを職場から実践しなければならない。全国運動の基軸は支援する会だ。7月20日に総会を開催する。動労千葉と共に闘う」と連帯のあいさつをされた。
その後、経過報告、当面する取り組み、共済適用承認の提案を受け、議事に入っていった。
委員から出された意見に対して、本部答弁、最後に田中委員長が総括答弁を行い、方針案が満場の拍手で確認された。
委員会宣言が採択され、委員長の団結ガンバローで終了した。
解雇撤回、外注化粉砕、組織拡大、反動安倍政権打倒へ、全組合員の総決起を勝ち取ろう。

田中執行委員長あいさつ
 第一に訴えたいことは、安倍政権は集団的自衛権の行使を閣議決定した。戦争する国へ踏みきった。戦争反対がつぶされる。今、反対しなければいけない。闘う労働組合が力を取り戻さないといけない。一旦扉が開いたら、拡大解釈が繰り返される。背景には資本主義の危機がある。そして世界の情勢と結びついている。戦争を止めるのは労働者の団結の力だ。団結して新たな時代を開く闘いに立ち上がろう。
 第二に安倍の成長戦略は労働者への攻撃だ。8時間労働制をなくし、百数十年前にたたき落とすことだ。派遣法改悪、限定正社員制度、国家戦略特区等だ。大変な攻撃が突きつけられている。しかし、すき家ストに見られるように労働者は反撃を開始している。
 動労千葉は、分割・民営化の嵐をくぐって団結を守り抜いた。これが社会に通用しないはずがない。5・2ストは「犠牲になるのは労働者、CTSの労働者を守れ」と闘った。敵のアキレス腱は安全問題。一体になれば粉砕できる。6・8国鉄集会は韓国鉄道労組と結びつき、民営化反対の新しい闘いが始まった。11月集会に向かって分割・民営化を曖昧にしないで闘い、オルグしよう。
 第三に、分割・民営化体制の破綻は、JR北海道の安全問題と貨物の経営破綻として現れた。JR東日本は革マル結託体制の清算へ向かう。これらの攻撃に立ち向かうたった一つの道は組織拡大だ、職場から実践しよう。

出された主な意見

◯今度のダイ改で、休日になるとなくなる行路が出てきた。その分が他の行路につけられている。おかしいのではないか。
◯5月2日にCTSでストライキに入った。このままでは間違いなく事故が起こる。一緒に闘って、一緒にJRに行こうと言っている。
CTSでの組織拡大が現実になった、組織拡大へ向けて全力で闘いたい。
◯25日に例会を開いた。ボーナスの超低額回答に怒っている。55歳からの賃金3割カットも問題だ。福利厚生も無くなった。65歳まで働ける労働条件を確立してほしい。貨物は矛盾が集中している
◯停止位置誤りでは、先頭がホームを外れたら指令の指示が無ければ下がっていけないとされた。締め付けばかりでは重大事故がおこる。
◯駅への強制配転者の転勤の見通しはどうなっているのか。
◯千葉運転区の運輸区構想はどうなっているのか、2年後から建て替えが始まるが下十条のあおりで千葉の構想も変わるのではないのか。
◯一昨年外注が強行されたが、委託契約が分からない。発注がその日で変わるのはおかしい。タブレット端末が導入されたがどのように活用していくのか。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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