国鉄1047名解雇撤回へ
民営化・外注化は安全と雇用を破壊した
今こそ闘う労働運動を甦らせよう
6・8全国集会の成功を
すき家 バイト反乱で店舗閉鎖
全国で250店以上
地獄の「ワンオペ」
牛丼チェーン「すき家」で3月から過酷な勤務が原因で、労働者の大量退職を引き起こし、全国で少なくとも250店舗が閉店している。
「関西の某店舗だけど3月15日に3人同時に辞めることにした」「みんな辞めるなら俺も辞めたい。ヘルプ来なくなったら、ますます死ぬな」「一気に離脱者が出ればゼンショー(すき家)も少しは反省するのではないか。辞めるなら同じ店舗の何人かで同時がいい」
とりわけ過酷なのが、1人で勤務する「ワンオペレーション(ワンオペ)」だ。会計から掃除、接客、洗い物、仕込みまでを1人でこなさないといけない。労働1時間当たりの5000円の売り上げがなければスタッフは1人しか使えない独自ルールがあるのだ。人件費を徹底的に抑えて利益を確保してきたのだ。
勤務シフトも午前7時〜午後7時、午後8時から翌朝10時までなど法律無視の労働時間にサービス残業が加わる。ワンオペでは次のアルバイトが病気や無断欠勤などで急な欠員が生じると、前の時間帯に働いていた店員がそのまま働き続けなければならなくなる。
ネットで「事実上のスト」と書き込みされるほど労働者の怒りは大きかった。閉鎖された店舗には手書きで「人員不足のため店舗を一時閉店させていただきます」の貼り紙。労働者の反乱が「すき家」を追い詰めたのだ。
「365日24時間死ぬまで働け」(ワタミ社内冊子)―ブラック企業の代名詞的存在となっている「和民」も、今年4月に入社した新卒社員は目標の半分、さらに1998年の上場以来初の赤字(49億円)に転落した。
JRもCTSも全く同じ
鉄道業務の丸投げ外注化で、雇用と安全を破壊するJRの実態もも、過労死、低賃金、不正行為のCTSの実態も同じだ。そして幕張事業所の行方所長の振る舞いもブラック企業そのものだ。
もう限度と限界を超えいる
もう限度と限界を超えてすべてが崩れ落ちるギリギリまで来ている。ひと握りの資本家たちの延命のためにあらゆるものが犠牲にされ、「もうたくさんだ!」という怒りの声が社会に満ち溢れている。新自由主義のもとで社会全体が崩壊し、労働者は人間として生きていけないのだ。今このとき、労働組合が力をとり戻すことができれば、世の中全てが間違いなく動く。
国鉄1047名解雇撤回・JR復帰をかちとり、闘う労働運動の復権を! 6.8国鉄全国集会の大成功を勝ち取ろう! |