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衆議院強行採決弾劾

戦争と治安弾圧、労働運動弾圧を狙う 「特定秘密保護法案」を許すな!

公務員は「適性検査」!思想・信条、経済状況、 家族や友人、交際相手も調査、監視対象に!

秘密保護法案絶対阻止!1万人が怒りの決起(11・21)

 

「秘密」範囲は無制限に拡大

 この法案でいう「特定秘密」の対象になる情報は「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」に関する情報と抽象的で、いくらでも拡大できてしまう。さらに条文では36カ所で「その他」を乱発し、「特定秘密」の範囲を無制限に広げられてしまう。

労働運動弾圧

 そして最大の当事者となる公務員労働者を「懲役10年」の脅し、「適性検査」と称して思想・信条、 飲酒の節度や借金の状況、家族や親しい友人、交際相手も調査、監視対象にもなるという。公務員の基本的人権を全て奪う、労働運動弾圧そのものだ。

現代の治安維持法

 そして日米の軍隊の動き、海外出兵や核武装、さらに原発事故や放射線被曝の実態が「テロリズムの防止」の名のもとにすべて隠され、反原発、反戦・反基地闘争は弾圧されてしまう恐れがある。さらにTPPの中身も全て秘密にされ、官僚・政治家、警察など国家機関の腐敗や汚職を調査・公表することも処罰される恐れがあるのだ。
まさに現代の治安維持法そのものだ。

改憲攻撃の先取り

 そしてこの「特定秘密」法案と一体で、NSC法で国家安全保障局を新設しようとしていのだ。盗聴や通信傍受、スパイ活動などの情報収集活動を日本の内外で行うためにだ。まさに改憲攻撃を先取りだ。
今、多くの労働組合、報道・出版の労組、弁護士会、大学、反原発・反TPPを闘う人びとなどが絶対反対の声を上げて立ち上がっている。腹の底から怒りを爆発させ安倍政権を打倒しよう。

3年目のフクシマを見てください!

椎名千恵子さん囲んで討論会

11 月23 日、原発なくせちばアクションは、DC会館にて、福島から椎名千恵子さん(3・11反原発福島行動メモリアルデー、ふくしま共同診療所運営委員)を囲んで討論会を開催した。
椎名さんは、3年目を迎える福島の様子を報告した。「2年目までは辛抱できた。3年はもう限界だ」「睡眠不足で睡眠剤を飲まないと寝られない」という仮設住宅の人々のやるせない怒り。原発事故による「関連死」が1539 人に増えて、ついに津波による被害を超えた。子どもたちの甲状腺癌が多発し、学校現場では、子どもが「福島復興」「安全キャンペーン」に利用されている。福島の人々の苦悩と不安を抱えながら福島で闘っている様子、ふくしま共同診療所での健康を守る闘いの報告などがなされた。ふくしま共同診療所では、子どもの甲状腺検査を保険診療としておこなっている唯一の診療所だ。
最後に、椎名さんは、「未来はとんでもないところにあるのではなくて、たぐるよせるものです。未来をつなぎかえすものとして、来年は郡山で3・11反原発福島行動をやります。みなさん、ぜひ福島にいらしてください」と呼びかけた。

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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