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解雇撤回! 外注化粉砕! 非正規職撤廃!

闘う労働組合を再生し、反撃を!

第42回定期大会(10/6〜7)1日目

 動労千葉第42回定期大会は、10月6日、DC会館において始まった。
 定期大会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、資格審査が行われ、大会成立が宣言された。
 議長団には、千葉機関区支部の斉藤代議員、鴨川支部の鈴木代議員を選出し、議事が進められた。
 スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた。
 来賓あいさつでは最初に三里塚反対同盟の伊藤信晴さんが「7・29の市東さんへの農地取り上げを認める反動判決は絶対に許せない。10・20三里塚全国集会に総結集を」とあいさつ。続いて動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫弁護士

闘う労働組合を再生し、反撃を!が「鉄建公団訴訟の9・25難波判決は、解雇撤回を認めない反動判決であり、その内容も一般には理解しがたい理由付けに終始している。ただただ白石裁判長の二の舞を踏まないようにしている。一昨日、最高裁に上告した。倍返しでいこう」とあいさつ。4日に第3波のストに立った動労水戸の辻川副委員長からは、「不当労働行為を認めざるをえなかった9・25判決は動労千葉の正義性を証明した。組織拡大で闘おう。」とあいさつ。さらに動労千葉を支援する会・山本事務局長、組織内からは、OB会・永田会長、家族会・山田会長があいさつ。
 その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業部報告、法廷闘争報告、会計報告、会計監査報告が行われた。
 議事では、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、13年度運動方針案、予算案が執行部より提起され、組織・財政・規約検討委の答申が行われ1日目の議事が終了した。


本気になって組織拡大を

田中委員長あいさつ(要旨)

 この一年は動労千葉の歴史の中でも節目をなす一年であったと思います。
 分割・民営化以来の闘いに決着をつける時が来た。9・25判決では、採用基準の過程での不当労働行為を明確にさせた。しかし、解雇撤回、JR採用を拒否して慰謝料に切り縮めた。しかし名簿に登載されている人は全員採用されている。難波裁判長はJRに採用の自由があると言っている。政治的反動判決だ。高裁判決を土台に最高裁での勝利をかちとろう。
 外注化反対の闘いは反撃の土台を築くことができる。外注化粉砕への力を結集して切り開いた。絶対に譲っていけない。外注化は安全を破壊する。粉砕するまで闘いぬく。外注化に反対し続けた歴史はない、この闘いを実現しつつある。切り開いた地平は大きい。
 JRは外注化を分割・民営化直後にやりたかった。しかし、1047名闘争が継続され、決着付かないなかで、99年にシニア制度が始まった。動労千葉は、足掛け25年間外注化を止めてきた。他の労働組合は仕方がないと認めてきた。闘えば粉砕できる闘いだった。
 外注化で動労千葉つぶしのために逆に50名余もの人が増えた。何のための外注化だったのか、当局も何をやっているかわからなくなっている。
 貨物は夏季手当を1・1ヶ月に切り下げた。深刻な問題だ。JR北海道は技術継承ができず、結局直せる人間がいない、外注化の問題だ。ボーイング787も同じ、民営化、規制緩和がもたらしたものだ。
 アメリカでは根底的な危機が始まっている。戦争をするにもできない状況になっている。アメリカは1%の人間の所得が全体の93%になっている。
 安倍政権は限定正社員制度や解雇自由の特区を作ろうとしている。特区攻撃や憲法改悪に対しては労働者の団結した力をぶつけなければいけない。
 組織・財政検討委員会で60歳以降の組合費を提案する。今が動労千葉にとって大きな節目、勝負の時だ。その基盤と体制をつくりたい。エルダー制度は高齢者の雇用の場の確保といっていた。しかし、エルダーにも行けない状況になろうとしている。65歳まで働ける職場を確保しなくてはいけない。組織・財政基盤の確立は組織拡大にある。当局は全ての手段をつぎ込んで組織拡大を阻止しようとする。当局との戦争だ。本気になって組織拡大をかちとろう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!

 
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