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外注化粉砕!JRに戻るまで闘い続けよう 第2ラウンドの火蓋きる! 13春闘勝利、外注化粉砕、久留里線ワンマン化阻止のストライキご苦労様でした。外注化強行から丁度半年。外注化強行への怒りと悔しさをバネに、矛盾だらけの職場の現実を突いて新たな闘いが始まった。 これは業務委託ですらない! そもそも、今回の外注化攻撃は「業務委託」とすら言えないものだ。当然のことだが、本来業務委託とは、特定の分野について専門的な知識や技術をもつ会社にその業務を委託することだ。だが、CTSは検修・構内業務についての専門的な技術や経験を全く持っていない。もっぱら電車や駅の掃除をやっている会社だ。もちろん検修・構内業務を処理するための機械、設備、器材など持っているはずもなく、全部JRのものを使っている。請負った業務はJRから独立して処理されているものなど何ひとつない。管理者も含めそこで働いている人間ごと業務をJRからCTSに横滑りさせただけで、業務委託というより、法的手続きを踏まないまま分社化してしまったに等しい違法行為だ。個別的に偽装請負に当たる実態があるというレベルの問題ではなく、委託できる条件など全く無い状態の中で「業務委託」をデッチあげたのが今回の攻撃だ。 解決不能の矛盾 を抱えたJR それだけではない。動労千葉が抵抗し続けたことによって、JRは解決のつかない矛盾を抱えている。 全部JRが指示している! さらに、実際は全部JRが外注会社の労働者に指示している現実がある。 Q 発注者が直接請負労働者に指示を行なわないのですが、発注者が作成した作業指示書を請負事業主に渡してそのとおりに作業を行なわせてもいいですか。 A 適切な請負と判断されるためには、業務の遂行に関する指示その他の管理を請負事業主が自ら行なっていること、請け負った業務を自己の業務として相手方から独立して処理することなどが必要です・・・ JR―CTSの間で行なわれていることは、まさにここで指摘されているとおりのことだ。JRは、日々発行する「構内作業・車両清掃発注書」「指示書兼発注書」によって、作業の内容、順序、方法等に関して詳細に示し、CTSにそのとおりに作業を行なわせている。そればかりではない。CTSとJRの間で取り交わされた「個別仕様書」では、JRの規程類(運転取扱実施基準等)に則って作業をすることを定めたと言う。つまり、全ての作業について、「内容、順序、方法等」を文字通り詳細にJRが示し、そのとおりに業務を処理させているのだ。まさに、絵に書いたような偽装請負だ。 全てが誤魔化しに満ちている しかも、鉄道の運行は、指揮命令系統が厳格かつ一元的に管理されていなければ安全を保つことのできない業務だ。JRの指揮命令系統から独立してCTSが構内運転や検修業務を行なうことなど不可能なことだ。それを誤魔化して「偽装請負ではない」という形を整えるために、JRは、業務指示を「作業発注」と「情報提供」に区分けし、「情報提供についてはJRが直接CTSの労働者に伝達しても構わない」というペテンを使うことを「発明」した。そして、規程の条文で「通告」「指示」と明記されていることも含め、日常的な業務指示のほとんど全てを「指示ではなく情報提供であり情報伝達だ」としてしまったのである。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
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