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3・24三里塚集会へ総決起を!


北原さんの訴えに聴き入る参加者

 昨17日、「市東さんの農地強奪を許すな! 第8回千葉県三里塚集会」がDC会館において開催された。
 三里塚反対同盟から北原鉱治事務局長、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加された。
 北原さんは、今の政治に未来はあるのかと問い、「動労千葉の関川―中野―田中委員長と、3代の委員長とともに闘ってきた三里塚の足かけ48年の闘いが農民と労働者が一体となって闘えば、国策を阻み勝利することができる」と訴えた。伊藤さんは、市東さんの裁判に触れ、「農地法で農地をとるという攻撃の中に成田空港の危機的状況を見る事が出来る」。宮本さんは、「3月7日、第3誘導路の供用開始に200億円ものカネを使っている。自分の仕事でも今、低所得者への貸付相談が急増している。今の政治を変えるために3・24集会に全力で結集してほしい」と訴えた。
 動労千葉から田中委員長は、13〜17日のストライキにかけた思いを述べた。
 「昨年、13年間闘ってきた外注化が強行され、多くの仲間が強制出向させられた。しかし、『強行されたら終わり』ではないということを動労千葉の団結で示せるか、新しい階級的な闘いを生み出せるかどうかをかけた闘いだった。今多くの労働者がおかれている現実を変えたい。今年は雇用破壊元年ともいうべきとき。TPP参加も農業破壊だ。しかし、市東さんへの攻撃を見るとき、たった一人の農民の闘いを敵がいかに恐れているかがわかる。福島も同じだ。動労千葉の団結は、三里塚ジェット燃料阻止闘争のなかで築かれてきた。これが後の1047名闘争まで生み出したといっても過言ではない。労農学連帯の力の大きさがこれから力を発揮する。3・24三里塚集会の大成功をかちとろう」と訴えた。
 3・24三里塚へ全力で結集を!
第3誘導路粉砕! 市東さんの農地を守ろう!
フクシマ連帯・原発再稼働許すな! 沖縄へのオスプレイ配備反対・基地撤去!
TPP絶対反対! 軍事空港粉砕・改憲阻止!

3・24三里塚全国総決起集会
 ■成田市天神峰 反対同盟所有地
 ■3月24日(日)正午
 ■成田駅10時30分集合(11時出発)
  千葉駅H番線 10時00分快速


座りきれないほどの人が原発への怒りでいっぱいに

1万5千人が集まった「つながろうフクシマ!さよなら原発大行動」(3/9東京・明治公園)、翌日の「3・10原発ゼロ大行動」(日比谷)には4万人

再稼働阻止! 未来のためにたちあがろう!
 福島の怒りは激しく深く ―3・11福島行動13

福島原発事故から丸2年の3月11日、福島市の県教育会館において「3・11反原発福島行動’13」が開かれ、全国から1350人が結集した。
 さかんに復興キャンペーンが叫ばれ、3・11をなかったことにしようとする動きが強まっている。安倍政権は、「原発ゼロ政策」の見直しを掲げ、再稼働にカジを切ろうとし、マスコミも「反原発行動への参加者は激減」(朝日)などと、運動終息を願う政府のお先棒を担いでいる。
 しかし、福島は復興どころか除染もほとんど進まず、2年前のままの状態だ。なんの補償もないまま避難民となって全国に散らばり、家族がバラバラにされ、また、帰還を強制されている。福島の怒りは一層激しく深くなっている。
 集会では、実行委員長の椎名千恵子さんが、「3・11フクシマから反原発の声を絶対になくさない」、浪江町の酪農家の吉沢さんは、「牛を見捨てることができず、今も現地で共同で牛の面倒をみている。残りの人生を牛飼いの農家の意地をかけて闘う」、青森・大間原発反対闘争を闘う「あさこはうす」の小笠原さんは「反対を貫いた母は、一度事故が起きたら海も土地ももう元には戻らないと言っていたが、その通りになってしまった」、福島共同診療所のアピールを行った佐藤幸子さんは、「みんなの募金で希望となる診療所ができた」と訴えた。集会後の市内デモに沿道から声援がとんだ。全原発廃炉へ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう
 
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