新たな基地再編攻撃許すな!
千葉運転区支部第37回定期大会開催(12/10)
12月10日、DC会館において第37回千葉運転区支部定期大会と第36回乗務員分科会定期総会が開催された。
乗務員基地再編による組織破壊攻撃と構内・検修外注化攻撃等、厳しいこの一年間の闘争経過が報告された。
千葉運転区支部においては、これから予想される千葉運輸区創設に伴い、基地再編攻撃を阻止するため、全員の英知を結集し、全力で取り組むとともに組合員のさらなる強固な団結が確認された。
乗務員分科会からは、運転保安確立に向け、原点に立ち戻り、「闘いなくして安全なし」「当該労働者への責任転嫁粉砕」の基本的立場を堅持し、他労組も巻き込んだ職場からの議論と闘いを組織し、組織拡大闘争の軸として運転保安闘争を位置づけるとの決意が報告された。
ライフサイクルについては、北嶋君を絶対に元の職場(運転士)に戻すために闘争体制強化への取り組みを行うことを確認し、最後に高澤支部長の団結ガンバローで閉会した。
職場は矛盾だらけ
第26回いすみ支部定期大会開催(12/18)
12月18日、民宿・恋塚荘において、いすみ支部第26回定期大会が開催された。いすみ支部は全員がエルダー。しかし、どこの支部にも負けない元気さでますます闘志を燃やし、団結を強化している。
大会は大藤さんを議長に選出。冒頭あいさつに立った照岡支部長は、外注化や基地統廃合攻撃との攻防をはじめ、闘いに継ぐ闘いの連続だったこの1年の奮闘をねぎらいつつ、「いすみ鉄道は『廃止』の俎上にのせられた状況の中から、公募で就任した鉄道マニアの社長による700万円を自腹で払う運転士の募集と養成、旧型気動車の導入等による観光客の誘致、上下分離方式の経営等を経て今日まで存続してきた。しかし、ここにきて、社員でもない者が社長の知り合いというだけで、運転法規や運転保安も無視してわが者顔にふるまうなど、社長による『いすみ鉄道私物化』とも言うべき現実が目に余るものになっている。こうした現状に対してはっきりモノを言っていかなければならない。来年は、動労千葉にとって、外注化を粉砕し1047名の解雇撤回をかちとる勝負の年だ。さらに団結を固めてほしい」と訴えた。
続いて本部から田中委員長のあいさつ、執行部から方針・予算案の提起を受け活発な討議が行なわれた。討論は矛盾だらけのいすみ鉄道の職場実態に集中した。最後に満場一致方針案を採択し、次のとおり新役員が選出された。
その後、席を移して、エルダーを退職となる三人の組合員(いすみ鉄道では「嘱託」として働き続ける)の激励会をかねて和気あいあいのうちに懇親会が開催され、大会は大成功のうちに終了した。
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