復帰する職場より強制出向粉砕だ!
引く訳にはいかない?
これは東労組が申19号「グループ会社と一体となった業務体制の更なる推進」第7回交渉議事録である。「復帰は元職場と言うことを強く求める」「引く訳にはいかない」とあるがそもそも労働組合としてこれだけの強制出向を認めると言うこと自体間違っっている。われわれの「引く訳にはいかない」というのは強制出向にいかない、認めないと言うことであり外注化に伴う偽装請負を認めるわけにはいかないのである。われわれは、12年間外注化を阻止してきた。全ての仲間のみなさん、動労千葉に結集し強制出向を拒否し、共に闘おう。
東労組申19号第7回交渉議事録
■出向について
《組合》支社またがりの異動は行わず、復帰は3年、復帰は元職場と言うことを強く求める。また異動は本人希望を尊重し、若手は本体での世代交代を担うべきなので出向期間を短縮することを求めている。これは現場から出向する組合員の強い思いなので、引く訳にはいかない。
《会社》前回の交渉での回答と変わらない。この施策での出向を他の人事異動の考えと変えることはしない。人事異動は会社の判断で行う。
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《組合》レアケースかもしれないが、支社またがりの異動は発生するのか。また復帰は元職場か。
《会社》支社またがりの異動は、無いとは言えない。復帰は約束できない。
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《組合》私たちは、復帰は元職場というものを求めている。基本は元職場でいいか。
《会社》人事異動なので、一律に回答はできない。施策が実施されるにつれて、結果としてひとつのケースにまとまれば、傾向が見えてくる。基本は何かと問われれば、回答できない。
《組合》この施策は今やっている業務を携えての委託、出向になる施策であり、元の職場に復帰することが基本である。
《会社》貴側が基本を聞いてくるので、レアケースとしてあり得ると回答しただけだ。お互い元職場が普通なんだろうなと思っているうちは、それが答えだ。
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《組合》多くの場合は、元職場に復帰できるのか。
《会社》そこに職場があれば戻るのが普通だ。しかし約束しろとなると、数年後のことなので約束できない。
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