すべての職場・地域に支援する会、全国運動を
動労千葉を支援する会総会開催される(7/22)
新年度運営委員が紹介され拍手で承認された
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8月22日、動労千葉を支援する会の2012年度総会が千葉市・労働者福祉センターで開催された。
総会には全国29の会から96人が参加し、動労千葉からは18名が結集した。
はじめに国鉄闘争全国運動のよびかけ人の金元重さん、そして新たによびかけ人になって下さった李東碩さん(広島大学准教授)が紹介され、ともに連帯のあいさつを行い、決意を表明をされた。
運動方針を提起した山本事務局長は、「JR東日本は就業規則をタテに検修・構内外注化と強制出向に踏み出そうとしている。動労千葉はストライキ、集団訴訟も辞さず自らのクビをかけて決起している。この攻防には日本の労働運動の命運がかかっている」と強く訴えた。そして、当面する闘いとして、@10・1検修・構内外注化阻止への決起。A6・29判決をふまえ1047名解雇撤回の大運動を。B職場・地域で支援する会をつくり、会費2000口へ、と鮮明に提起した。
動労千葉からは長田書記長が提起を行い、「検修・構内外注化に向けた具体的な動きがあれば、ストライキや訴訟をはじめあらゆる闘いを展開して外注化を絶対阻止する。それには組織拡大である」と訴えた。
画期的な前進をかちとった一年
討論では、各地区から活発な意見が出された。
この一年、各地区支援する会は職場の闘いを軸に動労千葉の物販闘争を活用し、国鉄闘争全国運動の拡大や反原発闘争の広がりと結び、また逆に支援する会や国鉄全国運動を結成することを通して職場闘争の前進をかちとるなど、大きな前進をかちとってきた。その活動報告と教訓が総会議案書の半数以上を占めるという画期的な内容となった。
討論の中ほどで動労千葉から関執行委員から外注化阻止に向けて、そして争議団の中村執行委員より1047名解雇撤回に向けての決意表明が行われた。
動労千葉から青年部が「委員長に成り代わって」お礼のあいさつ
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まとめでは、伊藤晃さん(国鉄全国運動よびかけ人)の討論の感想のほか、神奈川の運営委員より「80年代の国鉄分割・民営化反対闘争と同じ決意で、10・1外注化阻止の闘いに決起し、外注化、非正規職化をめぐって国論を二分する状況をつくりだそう」と提起し、方針案と会計報告、新年度の運営委員が全体で承認された。
10・1外注化実施阻止へ!
第2部の懇親会では、会員によるギター演奏と歌も交えながら全国の会員と動労千葉組合員がおおいに交流し、10・1外注化阻止へ決意を固めた。
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