JR貨物夏季手当 「1.61ヶ月」の超低額回答を弾劾する
貨物会社回答
1、基準額は、基準内賃金の1・58箇月分とする。
なお、基準内賃金の0・03箇月を併せて支給する。
2、支給日は、7月6日(金)。
3、55歳に到達した社員の取り扱いは、従前どおり。 |
貨物会社は6月14日、今年の夏季手当について、「1・61箇月」という超低額回答を強行した。貨物会社の超低額回答を怒りを込めて弾劾する。
回答内容は、下記の解答書の通りだが、この中の「1・58箇月」とは、一昨年(2010年)夏の実績と同じだ。その上で「0・03ヶ月」を別枠として支払うというのだ。こんなやり方を認めたら、期末手当の抑制はずっと続き、あとは会社のさじ加減次第ということになる。
貨物会社は、13年連続ベアゼロを強行するとともに、期末手当については超低額回答を続けている。分割・民営化の矛盾の集中する貨物会社の危機をただひたすら労働者への犠牲を転嫁することで乗り切ろうとしている。こんなやり方を絶対に認めることはできない。日貨労の制動を打ち破り、職場から怒りの決起をかちとろう!
職場の怒りの声
・「ローンを抱えていて、これではそれを支払ったら終わってしまう」
・「『早く出ないかな』というようなワクワク感がない」
・「学費やローンを支払えばマイナスで、他の金策に走らなければならない」
・「やる気が起きない。士気が低下する」
・「会社じゃなくて、自分たち自身が自転車操業の状態だ」 |
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