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東日本のベアゼロ回答徹底弾劾!

6年連続ベアゼロ、6期連続の手当減額弾劾!
全面外注化阻止ー組織拡大で職場から反撃しよう!

JR東日本の回答(3/19)

 1.新賃金について
(1)4月1日現在、満55歳未満の社員に対して、定期昇給を実施する。
(2)昇給係数は4とする。
(3)清算は、6月25日(月)以降、準備でき次第。

 2.夏期手当について
(1)基準額は、基準内賃金の2・55ヶ月分とする。
(2)支払日は、6月28(木)日以降、準備でき次第。

 3.その他
(1)旅行券の配付について
 @ 配付基準は、6月1日現在在籍する社員、エルダー社員、グリーンスタッフ。
 A 配付内容は、「JR東日本旅行券」1人55000円相当。
 B 配付時期は、6月以降、準備でき次第。
 C 利用資格は、社員及び社員等の家族。
 D 使用期限定めはない。

JR東日本は、3月19日、4月1日以降の新賃金について、「ベアゼロ」「定期昇給実施」の回答を行ってきた。
 また、12年度夏期手当について、「2・55ヶ月」(昨年比▲0・05ヶ月)の回答を行ってきた。6期連続下の減額だ。絶対に許すことはできない。
 交渉の中でJR東日本は、「少子高齢化による生産年齢人口の減少」や「他交通機関との競争」「デフレの長期化」等々を理由に挙げ、当初から「ベアは実施できない」「期末手当についても厳しい」との主張を繰り返すという極めて反動的な姿勢に終始した。
 しかし、東日本の経営は昨年の震災で損益が出てたために営業利益は昨年比100億円であるにもかかわらず、営業利益は逆に99億円も増えている状況だ。これは、この1年間で1950人も要員が減少するなど人件費が▲140億円も減少したことによるものだ。
 合理化により労働者を減らし、新人事・賃金制度導入により賃下げまで行おうとしている。
 一方、東日本大震災と福島第1原発事故について、「現在、復興に向けて様々な取り組みが行われているが、『復興需要』による民間企業の活性化が見込まれる」として、大震災と原発事故を契機にした鉄道収入の増益を狙おうとしている。まさに、「復興ビジネス」として儲かるものは何でも利用しようとするJR東日本の姿勢が浮き彫りになっている。
 そして、こうした最中にJR東日本は、コスト削減に向けた最大の攻撃として検修・構内業務の全面外注化を行おうとしている。しかし、偽装請負の徹底的な追及等、あらゆる闘いを駆使する中で「4月1日実施」ができない状況に追い込んでいる。
 ベアゼロ、手当削減にに対するわれわれの回答は明確だ。業務の全面外注化阻止!組織拡大へ動労千葉の総力をあげて闘いぬこう!
 そして、強制出向には絶対応じない、絶対行かない、絶対阻止するために団結して闘いぬこう!



80名が結集する中、あいさつする北原事務局長

 90歳の卒寿を迎えた北原事務局長を参加者全員で祝う

千葉県三里塚集会を開催(3/18)

NAAによる市東さんの農地強奪を許すな!
3・25現地闘争に結集しよう!

3月18日、13時から、DC会館において、「千葉県三里塚集会」が、反対同盟、動労千葉、千葉合同労組や千葉労組交流センターの仲間など80名が結集して開催された。
 反対同盟・北原事務局長は、「新しい政治をつくる時代が来た。動労千葉と反対同盟の連帯を基礎に、千葉が中心になって3・25現地闘争を成功させよう」と訴えた。
 動労千葉からは繁沢副委員長が、「全面外注化の4月1日実施を阻止した。この力で3月25日の三里塚現地闘争に結集する」との決意を明らかにした。
 3・25三里塚現地闘争に各支部から結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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