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国鉄1047名解雇撤回−JR全面外注化阻止・非正規職撤廃
2・15労働者集会に結集を!
◆2月15日(水)18時30分〜 ◆錦糸町・すみだ産業会館

貧困・格差社会をもたらした新自由主義と対決し、労働者の未来を切り開こう!

われわれは、「2月16日」を絶対に忘れない!

 「2月16日」。われわれは、この日を絶対に忘れることはできない。国鉄分割・民営化直前の1987年2月16日、7628人の国鉄労働者に対する新会社=JRへの不採用が決まった日だ。
 明確な理由も無く、分割・民営化に反対した組合所属の組合員を狙い撃ちにした、不当極まりない解雇だ。それから25年目の歳月を迎えようとしている。
 不当にJRへの採用を拒否された1047名の国鉄労働者は、解雇撤回・原職復帰を掲げて闘いぬいてきた。1047名闘争は、新自由主義がもたらした民営化と規制緩和、市場原理優先を推し進め、現在に至るまで労働者の権利を剥奪し続けてきた。こうした外注化・非正規職・雇い止めなどの攻撃の中で、青年労働者の夢や誇り、未来が奪われてきた。

「国鉄闘争の火を消してはならない」!

 一方、こうした攻撃に対する怒りの炎は燃え上がり、世界中ではデモやスト、暴動となって広がっていた。日本においてもそれは同じだった。
 しかし、2010年の「4・9政治解決」を攻撃の中で、国労本部や4者4団体は完全に屈服し、昨年6月末には1047名闘争の「終結宣言」を発し、7月には国労全国大会で規約改正まで行って、闘争団員を組合員から排除することまで行ったのだ。
 こうした状況の中で動労千葉は、「国鉄闘争の火を消してはならない」と全国に呼びかけ、全国から多くの人たちが呼びかけ人となり国鉄闘争全国運動がスタートしたのだ。
 これからが新自由主義と対決し、闘う労働運動を再建する本格的な闘いが始まるのだ。

外注化と徹底的に闘い、階級的労働運動を再生しよう

 こうした中で動労千葉は、JR東日本が今年4月1日から行おうとしている検修業務の全面外注化攻撃に対して、絶対に阻止することを掲げて闘い続けている。
 1月10日には、京葉車両センターでの構内業務外注化に向けた訓練実施強行に対する時限ストを闘い、そして1月27日には検修職場全体でストライキに決起するとともに、運転士も含めた全組合員が非協力闘争を貫徹した。
 労働組合が外注化を認めるということは、現場で働く労働者の仕事を奪い、出向を強要して、転籍や賃下げまで行き着くことも認めるということだ。こんなことを認めたら労働組合が存在している意味そのものがなくなってしまう。単なる会社の下部組織になってしまうということだ。
 しかも重要なことは、鉄道業務は本体から切り離して委託することなど絶対にできないということだ。「偽装請負」そのものだ。JR東日本は、業務委託が法令違反であることを百も承知で推し進めている。
 そして、JR東労組は、JR東日本から切り捨てられようとしている状況の中で、自分たちだけは生き残りたいとの思いから、業務外注化を率先して認めるという裏切りを行おうとしている。実際に京葉車両センターでの「1日勤」という何の意味もない外注化を、昨年末に裏切り、「修正提案」を受け入れ、自らの組合員を率先して送り込んでいる。
 そして、この先、4月全面外注化攻撃に対しても、「大詰めを迎えている」とすでに公言し、実施に向けて裏切り策動に走っているのだ。
 外注化は、青年労働者から仕事と職場を奪い、未来をも奪いさる攻撃だ。出向の先にあるのは「転籍」だ。
 動労千葉は、出向協定も締結していない以上、出向を拒否して闘いぬく。
 外注化を止める闘いは労働者の未来をかけた崇高な闘いと千葉運転区支部長は発言しました。まさに全産業で外注化を止める闘い、非正規職撤廃の闘いを実現することが今求められています。国鉄闘争全国運動の更なる飛躍をかけ、労働者の団結する力で未来を切り開こう。
 2・15全国労働者総決起集会に、勤務者以外は全力で結集しよう!

国鉄分割・民営化で
   不当解雇から25年
2・15全国労働者総決起集会

日 時 2月15日(水)18時30分〜
場 所 錦糸町・すみだ産業会館
呼びかけ 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動 (国鉄闘争全国運動)
発 言 全国運動呼びかけ人/1047名解雇撤回を闘う争議団・闘争団/全国各地で闘う仲間
※勤務以外、全力で結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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