全面外注化阻止!基地統廃合攻撃粉砕へ!
2012年団結旗開きを開催
動労千葉は、1月7日、13時から、DC会館において、12年団結旗開きを開催した。繁沢副委員長の開会あいさつ後、大竹副委員長の司会で進められ、冒頭、田中委員長から新年のあいさつが行われた。(要旨別掲)
来賓あいさつでは、冒頭、本来は三里塚反対同盟からのあいさつをが予定されていたが、同盟員の鈴木健太郎さんが急逝されたために参加できないことが報告され、この悲しみを乗り越えて車の両輪として闘いぬくことを改めて誓った。顧問弁護団から葉山弁護団長と外注化差し止め訴訟を担当する石田弁護士からそれぞれ外注化阻止を共に闘う決意が述べられた。その後、田中委員長と家族会・山田会長と関さんによる鏡開きがあり、君塚動労総連合委員長の音頭で乾杯し、歓談に入った。
さらに続いて来賓より、、情報労連千葉県協議会、新社会党千葉県本部、動労千葉家族会・山田会長、OB会・布施事務局長からそれぞれのあいさつがされた。
動労千葉からの決意表明では、1047名闘争勝利に向けて中村執行委員、外注化阻止へ幕張支部・山田支部長、京葉支部・横尾君から決意があり、基地再編阻止へ向けて銚子支部・渡辺支部長、千葉転支部・高沢副支部長がそれぞれ決意を語った。ライフサイクル撤廃ー組織拡大に向けた決意を青年部・滝副青年部長が行った。
その後、歓談をはさみ、旗開きに参加した各団体からのあいさつが次々に行われた。ビンゴ大会で盛り上がった後、旅客を代表して津田沼・相馬支部長、貨物から千葉機関区支部・斉藤支部長が闘う決意を鮮明にした。そして最後に、本部を代表して長田書記長が「外注化阻止は崇高な闘いであり、勝負をかけなければいけない。人事・賃金制度も4月に迫っている。外注化阻止、基地統廃合攻撃粉砕へ闘おう」と締めくくった。
最後に青年部の音頭でインターナショナルを合唱し、田中委員長の団結ガンバローで終了した。
田中委員長あいさつ(要旨)
12年は、闘いの渦中で新年を迎えた。外注化の修正提案が5日にあり、27日に強行しようとしており、こうした状況での正月です。昨年の大震災で労働者を取り巻く状況は一変した。昨年1年間の闘いの成果は大きかった。外注化は絶対に許してはいけないと闘いに起ち上がり、外注化を止めてきた1年だった。もう一つは、労働組合の重要な闘いとして、時代そのものに立ち向かってきた1年だった。今なら、この社会のあり方を変えられる、という大きな時代の転換点に立っている。国が次々に潰れ始めたのが去年だった。もっとも破綻しているのが日本とアメリカだ。そういう中で世界中で労働者の反撃が始まっている。
JRで起きていることも同じだ、駅で働いている青年労働者はほとんどが契約社員だ。社会の主人公である労働者が、社会を作っていく闘いが始まる。われわれは、闘いを、国鉄闘争にこだわる中から作りたい。国鉄労働者が分割・民営化の時に闘えていれば、こんな現実を多くの仲間に強制することはなかった。
民営化しただけでは終わらず、あらゆる業務を外注化するという攻撃がかかってきた。ほとんどの業務が外注化され、今度は検修・構内業務の外注化攻撃がかけられた。「高齢者の雇用の場の確保」などを言い、認めれば採用する。しかし行き着く先は全面外注化だった。こういう攻撃と真正面から闘い続け、10年間外注化を阻止してきた。しかし、労働組合が闘えなかった結果、労働者が非正規に突き落とされてきたのも現実だ。だからこそ、ここで止めることが重要だ。もう一つ重要なことは、動労千葉に国労、東労組から加入してくる状況を作り出し、外注化を止めてきた。
全面外注化阻止に向けて組織を挙げた闘いに入る。原則を守った労働組合が団結を維持し、組織を拡大し、社会的影響力を大きくしていくそういう闘いをやりたい。1月10日、時限ストに突入する。基地統廃合もダイ改での開設を吹っ飛ばした。闘って団結を守りたい。スクラムを組んで共に闘いましょう。 |
あいさつをいただいた皆さん
・動労水戸・ス労自主・西部ユニオン鈴コン分会・郵政非正規ユニオン・全国一般東京ゼネラルユニオン・婦人民主クラブ全国協議会・すべての原発今すぐなくそう全国協議会・都政を革新する会・星野さんをとり戻す会・千葉合同労組・全学連・動労千葉を支援する会 |
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