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京葉構内入換業務外注化阻止!
9・29〜30ストへ!

信号所からの通告は「単なる情報」?
業務外注化のためには安全を無視するJRに、職場からの大反撃を!

 9月22日、18時から、京葉車両センターの構内業務外注化阻止に向けてJR千葉支社との団体交渉が行われた。

10月1日実施ができない以上、提案を撤回しろ!

 団体交渉の席上、JR千葉支社は、提案で予定していた「10月1日実施」については、「現時点で、10月1日実施は、物理的にできない」旨の回答を行ってきた。
 JRはこの間、合理化等の施策の実施にあたっては、「会社の責任で行う」として、提案日時に施策を実施してきた。
 しかし今回のように、JR自らが「実施できない」として団交で正式に回答したことは初めてのことだ。
 京葉構内入換業務の外注化に対する職場からの怒りを先頭にして、エルダーに対して「職場を奪う外注化に協力しないでくれ」との協力要請を行ってきた。その結果、外注化に手を挙げたのは革マル分子の篠原や海宝、そして元管理者という3名だけという状況だ。
 京葉構内入換業務2日勤分の委託は、到底3名では行える状況ではない。
 職場からの闘いが「10月1日実施」を粉砕したのだ。
 しかしJR千葉支社は、提案内容の修正も含めてあくまでも京葉構内入換業務の実施を行おうとしている。
 9・29〜30ストへ総決起しよう!

「情報連絡」で、どうやって構内入換業務を行うのか?

 一方、団交において動労千葉は、京葉構内入換業務の外注化は、そもそもJRが構内入換業務を立案・計画し、それに従って請け負った側も業務を行うこと、信号所・指令からの通告を受けて業務を行わざるを得ない以上発注者であるJRから「独立して業務を処理すること」ができないこと、千葉鉄道サービスが「構内入換業務の経験や技術はない」と回答している以上、「自らの有する専門的技術に基づいて業務を処理する」ことができないこと、技術や経験がないために千葉鉄道サービスで運転士等の養成もできず、委託業務を行うのは全てエルダーであるという本末転倒したやり方自身、労働省告示で規定された請負業務にあたっての条件をことごとく逸脱した偽装請負であることを徹底的に追及した。
 特に、信号所から通告を受けることは直接の業務指示であること、経験・技術のないCTSに業務委託することは明白な偽装請負だと追及する中でJR千葉支社は、左記の回答を行ってきたのだ。

 JR千葉支社回答
信号所から行われるルート確認等は、あくまでも通告=業務指示ではない。情報連絡である。

 幕張をはじめ車両基地構内では、内規に従って「一作業一通告」により入換業務を行っている。これは、事故が一番多く発生する構内において入換業務を行うために、安全を確保するために必要な取り扱いとした確立したものだ。通告=業務指示に従って信号所ー作業担当者が安全を確認して入換を行うことは極当然のことだ。
 安全を確保するために必要な通告に対して千葉支社は、信号所からの「通告」は業務指示ではなく、単なる「情報連絡」だというのだ。
 「情報連絡」でどのように入換業務を行えというのか?どのようにして安全を確保しろというのか?
 結局、構内入換業務を外注化した場合には、どうしても信号所からの「通告」が必要になり、「通告」のままでは指揮命令になってしまうため、「情報連絡」という形で偽装請負を免れようとしているのだ。
 業務委託を行うために安全まで切り捨てようとするJRの姿勢を絶対に許すことはできない。

CTSは全く経験技術なし!業務委託は偽装請負だ!

 さらに、千葉鉄道サービスが構内入換業務の経験や技術がないことについても、「訓練が終了した段階で技術がある会社となる」というとんでもない回答を行っている。現時点では技術や経験がないことを承知の上で、業務を委託しようというのだ。
 しかも、労働省告示は、労働者個人の技術力ではなく、企業体としての技術・経験が必要要件であることを明確に規定している。こうしたことを考えれば、千葉支社が千葉鉄道サービスに業務委託を行うことができないことは明々白々だ。
 JR千葉支社は、京葉車両センターの構内業務外注化を直ちに撤回しろ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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