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水野さんを勝浦市長に!
 永く勝浦市議会議員を努めてきた水野さんが勝浦市長選に挑戦することになった。きっかけは、鵜原海岸の1qほど山の上に建設されようとしている産業廃棄物最終処分場建設問題だった。勝浦市では、2800名の市民が結集して産廃反対の総決起集会が開催されるなど、そんなものが作られたら、漁業も観光も、街づくりも、すべてが破壊されると怒りの声が高まっている。
 その一方、県は建設の認可を下ろし、土地も産廃業者がすでに全て取得してしまっているなど、事態は予断許さない状況にある。こうした中で、「止められるのは水野さんしかいない」という声が高まり、市民から推されるかたちで水野さんの市長への挑戦が始まった。
 またそれは、新自由主義政策の中で切り捨てられ続けてきた地方の反乱を象徴する闘いでもある。
 水野さんは「住民が反対し、議会、市長が反対している施設を国・県が許すようなら、その法律・判断がおかしい。政治生命をかけ、自らの人生の総決算として産廃建設絶対反対を貫く」と訴えている。
 市長選は、元市長の息子、官僚OBなど4人の候補が立候補を表明しており、大激戦になろうとしている。
 これは、動労千葉にとっても途方もない大挑戦だ。しかし、労働運動をめぐってもそうだが、時代が動労千葉の登場を求めている―われわれは今回の市長選をそのように受けとめている。全力を尽くして水野さんの必勝をかちとろう。

エルダー、嘱託組合員集会開催
12月6〜8日・DC会館
 12月6〜8日の3日間、「エルダー」(東日本)、「嘱託」(貨物)として再雇用先で働く組合員の全員集会が開催された。今回の集まりは、65歳まで働ける労働条件の確立をめざし、闘いを強化することを目的としたものだ。
 現在エルダー、嘱託で働く仲間は40名をこえている。定年後、組合差別なく再雇用される今の条件も、シニア制度との困難な闘いの中でかちとったものだ。とはいえ、再雇用賃金や再雇用先の労働条件はあまりに酷いもので、例えば、千葉鉄道サービスの「夜勤」などは明らかに違法な勤務だ。貨物では、基本給15万円余りの超低賃金で定年後も本線運転をしている。こんな現状を打破しなければならない。集会では参加した組合員から職場の状況が次々に報告され、再雇用先での闘いを強化することが確認された。

外注化絶対阻止に向けて

 集会のもう一つの目的は、外注化攻撃との闘いをより強化することであった。東日本での再雇用先はほとんどが千葉鉄道サービスでの清掃業務だ。この間報告しているように、JRは、検修・構内業務外注化に向けて千葉鉄道サービスと委託契約を結ぶなどの準備を進めている。集会では、攻撃の動向によっては、JRだけでなく、千葉鉄道サービスでもストライキを構え、絶対に外注化を阻止することが確認された。エルダーの仲間たちは「いつでも闘いに立ち上がる」と意気軒昂だ。来春に向け闘争体制の強化を!

 

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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