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国鉄闘争全国運動・外注化阻止決戦・組織拡大闘争の前進で、民営化と労組破壊、改憲と戦争の大攻撃と対決し、新たな労働運動の歴史を創ろう! 民営化の破産を塗り隠すために公的資金を投入? JRをめぐる情勢が激しく動き出している。JR各社は、国土交通省に対し、鉄道運輸機構(旧国鉄)がため込んだ1兆5千億円余りのカネを、JR貨物や三島JRの経営安定のために吐き出してほしいと何度も要請し、それに財務省が反対して意見が衝突するということが起きている。「国鉄改革25年問題」と言われているが、分割・民営化から24年も経ってなぜ今こんなことが起きているのか。 「25年問題」の焦点・貨物 政府は、民営化から25年という節目を前にどんな手段を使っても、この現実にフタをし、国鉄改革が成功したという形を整えなければならないと考えている。そのために1047名闘争に終止符を打ち、現場にさらなる犠牲を強いようとしているのだ。 貨物大リストラを許すな さらにJR貨物は「業務全般にわたる徹底したコストダウン」と称して、▼「検修業務の見直し」▼「委託・業務の見直し」▼「運転士運用の効率化、乗務範囲の拡大--運転基地再編」▼「保全業務の委託拡大」等をあげ、乾いた雑巾を絞るような合理化を労働者に強いている。しかし、その計画は破産必至のものでしかない。貨物では、民営化時に11980人いた人員が、09年時点で6543人まで半減している。もはや限界だ。国交省は、2012年には税制上の優遇措置も廃止すると断言しているが、そうなればさらに16億円の経費が増える。完全民営化など絶対に不可能なのが現実だ。 第二の分・民攻撃許すな! 一方、JR東日本は、全面的な外注化に突き進み、会社と東労組の間で、人事・賃金制度改悪案が作られようとしている。「小集団活動の見直し」はそのための準備作業だ。今ダイ改から始まるローカル線の全面的な切り捨ても含め、東日本でもこれまでのあり方を抜本的に変える大再編が始まっている。外注化阻止闘争、11・7労働者集会、組織拡大闘争の前進でこの攻撃に立ち向かおう。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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