検修業務全面外注化阻止!1047名解雇撤回!
2・13労働者集会に 勤務以外全力結集を!
「第2、第3の尼崎ー羽越線事故」を繰り返させないために、反合・運転保安を確立しよう!
ライフサイクル制度撤廃!検修業務外注化阻止!強制配転粉砕を掲げて闘いぬいた2・1〜2の48時間ストライキは、全組合員の総決起で小沢君、滝君に対する不当配転=組織破壊攻撃を打ち破るとともに、この闘いの中で2名の仲間の結集をかちとるなど圧倒的な勝利をかりとる闘いとして貫徹された。この勝利の地平をさらに打ち固め、検修業務外注化4・1実施阻止!1047名解雇撤回!闘う労働組合の再生を闘いとるために2・13全国労働者総決起集会に、勤務以外全力で結集しよう!
「第2の国鉄分割・民営化」攻撃が本格的に始まった
JR東日本が今年4月1日から実施しようとしている検修業務の全面外注化攻撃は、鉄道業務を数百の子会社に分割し、労働者を非正規職に突き落とそうとするものだ。
87年の国鉄分割・民営化攻撃は、「国労を解体して総評を解体し、お座敷をきれいにして立派な憲法を安置する」(中曽根元首相発言)ために、国鉄は7会社に分割され、この過程で凄まじいまでの差別・選別攻撃が労働者に襲いかかった。
しかし動労千葉が2波のストを闘って団結を守りぬきJRに乗り込み、さらに1047名闘争を先頭に今も国鉄労働運動が生き生きと闘いぬかれている。
こうした状況の中でJR東日本は、国鉄分割・民営化攻撃で潰せなかった動労千葉をはじめとした闘う勢力や拠点となっている職場を一掃するために検修業務の全面外注化に打って出てきたのだ。「第2の分割・民営化」攻撃がいよいよ本格的に始まったということだ。
反合闘争は、労働運動の再生をかけた全労働者の闘い!
一方、反合闘争は、資本主義の本質と真正面から衝突する。資本家は、利益を上げるために機械化、IT化等の合理化を次々に強行し、これによって労働者から徹底的に搾取してきた。しかし、この過程では、最も重要な安全が切り捨てられた。(大手民鉄の11倍も輸送障害が発生しているJR東日本の姿がその実情をよく示している)
これまでの既成の労働運動は、この限界を突破できず、資本の攻撃の前に屈服してきた。
しかし動労千葉は、72年の船橋事故闘争を契機にして、事故の原因が合理化を強行した資本・当局にあることを鮮明にして闘いぬき、高石君の原職復帰をかちとってきたのだ。そして、この闘いの地平は、JRになって以降も唯一千葉において外注化を阻止し続けるというかたちで引き継がれた。
今回の検修業務全面外注化攻撃との闘いは、JR東日本との闘いであると同時に、労働運動の再生をかけた全労働者の問題とした闘いぬかなければならない。
青年労働者への犠牲の転嫁を許さず、職場から反撃を!
そして、最も重要なことは、この外注化攻撃の最大の犠牲が青年労働者に襲いかかるということだ。今回の検修業務外注化攻撃は、労働者の職場を奪い、出向を強制し、転籍・賃下げを強制しようとする攻撃だ。
しかしこれは、職場からの抵抗が全くないことを前提にした攻撃だ。すでに青年労働者の中から怒りの声が上がりはじめている。さらい「偽装請負」問題が表面化し、JR東日本の中ではこれが大問題になっている。安全問題は資本家にとって最大の弱点となっているのだ。
検修業務全面外注化阻止!1047名解雇撤回!闘う労働運動の再生に向けて、2・13全国労働者総決起集会に、勤務以外全力で結集しよう!
検修業務全面外注化阻止!反合・運転保安確立!
国鉄1047名解雇撤回!
2・13全国労働者総決起集会
日 時 2010年2月13日(土)13時〜
場 所 東京・代々木公園 B地区 野外ステージ
(JR原宿駅から、徒歩7分)
*集会後、JR東日本本社に向けてデモ行進
呼びかけ 動労千葉/動労水戸/動労連帯高崎/動労西日本/ 動労千葉を支援する会
※検修外注化阻止!4月1日実施粉砕!1047名闘争勝利に向 けて、勤務以外全力結集しよう! |