外注化、ライフサイクル
君たちに問題だ!スト破りするな
2.1ー2ストライキへ
検修・構内外注化絶対反対、館山派出廃止阻止!
ライフサイクル制度撤廃!
滝君、小沢君の不当配転を撤回せよ!
みんなが声をあげれば外注化は止められる!
今JRは、「偽装請負」になるとか、ならないとかいう問題でジタバタしている。だが、よく考えてみればそれ自体おかしなことだ。要するに今やろうとしていることが基本的には違法行為なのだ。それを法の網の目をくぐってやろうとしているだけのことなのだ。
請負事業が適正なものであると判断されるためには、次の要件を満たしていなければならない。
@請負事業主(車両整備会社)が、自己の雇用する労働者の労働力を自ら直接利用すること。
A請負事業主が、業務を自己の業務として契約の相手側(JR)から独立して処理すること。 |
より詳しく言えば、車両整備会社は、次のことをJRから独立して自ら行なう者でなければならない。
@業務の遂行に関する指示・管理
(仕事の割付け、順序、緩急の調整、技術的な指導、勤惰の点検、出来高査定等)
A労働時間等に関する指示管理
B企業における秩序維持、確保のための指示・管理資金については、すべて自らの責任のもとに調達し支払うこと
C業務の処理について、事業主としての法律上の責任をすべて負う者であること。
D必要な機械、設備、材料などは、自ら調達し、業務を行なうこと
E自己の企画または自己の有する専門的な技術・経験に基づいて業務を処理すること。
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JRと車両整備会社との関係には、どの項目一つとっても、こんな独立した関係は成立しようもないことだ。そもそも、JRの労働者を強制出向に駆り立てて、車両整備会社で検修・構内業務をやらせること自体が法の精神に完全に反したものであり、本来偽装請負だ。
逆に言えば、請負会社が完全に独立してやれる業務以外は外注化などしてはいけないというのが法で定められていることなのである。何でも外注化できるとしたら、雇用も安全もすべてが崩壊し、労働者はドレイのような存在になってしまう。だからこうした法律上の定めがあるのだ。
こんな違法行為を認めて、自らの未来を打ち砕いてはいけない。みんなが声をあげれば必ず阻止できる。君たちの問題だ。ともに闘おう。
われわれは滝君の配転に対し、ライフサイクル撤廃まで闘う
一体何の意味があってこんなおかしなことが運転士に強制されるのかもう一度考えてほしい。
理由は一つだ。駅の営業職の仲間たちをすべて契約社員に置き換える一貫として、運転士を使っているのだ。労働者を無権利の非正規職に突き落とすために労働者を配転するのだ。しかも労使一体で「運輸のプロをつくるため」などという白々しいウソをついて。
将棋の駒のように運転士を駅にタライ回しするなど絶対に許せない。5年間で使い捨てられ、クビになってゆく契約社員の仲間たちのことを考えるとさらに怒りが込み上げてくる。こんなものを呑んだ労働組合はさらに許せない。こんなことは絶対に止めなければならない。
われわれは、滝君・小沢君の不当配転を絶対に許さない。だから闘いに立ち上がる。
心から訴える。不当な業務命令を拒否しよう。君たち自身の問題だ、スト破りをするな! 動労千葉に結集しともに闘おう!
▼1047名解雇撤回!
▼検修・構内外注化阻止!
▼反合・運転保安確立!
2・13全国労働者総決起集会
*2月13日 /13時〜
*東京・代々木公園
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