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日本の貧困率15.7%!(先進国中最悪の現実) 世界最悪の水準 10月20日、厚生労働省が日本の「貧困率」を発表した。15・7%。これはOECD(先進国の経済協力開発機構)加盟30ヵ国中最悪の水準だ。しかもこの数値は06年のもので、現在は間違いなくもっと悪化している。日本は文字通り「貧困大国」となり、社会そのものが崩壊しはじめている。雇用をはじめ、教育、福祉・社会保障、医療など、人間が生きていくのに必要なすべてが壊れようとしている。 教育の崩壊! 1年間の内に約7万人の高校生が学校を去っている。多くは貧困・家庭崩壊が原因だという。 民主党の本質 今の民主党政権は、この橋下をかついでいるのだ。民主党は、マニフェストの実現だとか、財源捻出だとかを連日マスコミで煽りたてているが、行き着くところ、これまで以上に徹底した労働者への犠牲の転嫁、競争原理の強制以外ない。とくに、道州制導入−公務員労働者360万人の首切り・民営化、そして全ての労働者をさらに非正規職に突き落とすということだ。「公務員の人件費2割削減」もマニフェストに書かれていることだ。すでに来年1月1日に解体・民営化される社保庁の労働者には、1千人に「不採用」=解雇通知が出されている。しかも、政府も、マスコミも、労働組合も、そのことにひと言も触れない状況の中で、闇から闇に1千人の労働者が首を切られようとしているのだ。こんなことがまかり通っていいはずはない! 労働運動の衝突 この時代に労働運動はいかにあるべきかをめぐって世界中で激しい衝突が起きている。 反撃を開始する 11月労働者集会には、この道を進もうと固く決意した同志たちが全国・世界から結集する。韓国からは民主労総ソウル地域本部や全解闘の大代表団47名がやってくる。アメリカから、ブラジルから、ドイツからもだ。トルコの医療労働者やアルゼンチンの鉄道労働者からはメッセージが届いている。アルゼンチンからのメッセージは「私たちもみなさんと共に、鉄道の民営化、レイオフに反対して闘います。資本主義・帝国主義の危機を労働者に転嫁するな! 労働者階級の国際闘争に勝利を!」と結ばれている。 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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