第31回乗務員分科会定期委員会を開催
鈴木貴雅新会長を選出
ライフサイクル粉砕! 反合運転保安闘争を強化し、組織拡大へ!
動労千葉乗務員分科会は、11月26日〜27日にかけて、鴨川市内において、第31回定期委員会を開催し、反合運転保安闘争を強化するとともに、JR東日本、JR貨物による合理化攻撃と闘いぬき、組織拡大に全力を挙げる闘う方針を確立した。
職場の団結を強化し、新たな合理化攻撃と闘いぬこう
定期委員会は、議長に木更津支部の座間君を選出して議事が進めら、冒頭、あいさつに立った橋本会長は、「この間、各支部での調査を実施し、レール交換や設備の改善等、様々な成果をかちとってきたが、まだまだ不完全であり、さらに闘いを強化していかなければならない。JR東日本は、グループ経営ビジョン2020『挑む』の中で、新たな合理化計画を打ち出し、ローカル線の切り捨てを行おうとしている。われわれは、新たな合理化攻撃との闘いを全力をあげて闘いぬかなければならない。そのためにも職場での団結を強化し、組織拡大に向けて闘いぬこう」と訴えた。
続いて、本部を代表して田中委員長からは、動労千葉の中心である乗務員分科会の定期委員会に大きな期待を寄せていると表明した上で、当面する闘いとして、ライフサイクル粉砕の闘いに全力をあげること、組織拡大の闘いをやりきり、来年3月の30周年を迎えようと訴えられた。
執行部から経過報告、会計報告、共済報告、会計監査報告が行われた後、07年度決算承認を経て08年度方針案、予算案がそれぞれ提案され、質疑応答にうつった。
●質疑応答で出された主な意見
◎下り勾配箇所の追加では訓練の中で問題点出されたが、支社に対して責任追及をどのように行ったのか。(鴨川)
◎千葉支社管内の基地統廃合についてどうなっているのか。(銚子)
◎空港線について、新線が隣接するが、安全対策等についてどのように対応するのか。
◎113系の209系への交代について、全面強化等についてどうなっているのか。また、検修合理化につながると思うが、どう取り組むのか。(千葉転)
◎DCの新型気動車導入の予定及び、ECからDCへの転換の今後の予定について。(木更津)
◎ATSーPFの不具合の調査を2回行ない東日本に調査依頼を行ったが回答がない。(新小岩)
◎ATSーP故障時の取り扱いにどのようになっているのか。
◎アルコール検知器での「赤」表示に関する取り扱いについてどうなっているのか。(銚子)
◎線見に関する基準が曖昧になっているのような気がするが、基準はどうなっているのか。(木更津)
◎体調不調により明け部分を乗務しなかった場合等の共済の扱いについてどのように取り扱うのか。(津田沼)
◎エルダーが多くなる中で、協議会等をつくってもらいたい。(いすみ)
◎休勤が年平均9日以上になっており、要員問題が重要になっている。(水戸)
活発な討論が行われた後、方針案、予算案等が採択され、新役員の選出では、新たに鈴木貴正君を新会長に選出し、団結ガンバーロー三唱で乗務員分科会定期委員会は成功裡に終了した。
新会長就任にあたってのあいさつ
外周区からの選出ということもあり、各支部のご協力をお願いします。 課題は色々ありますが、全体で調査し、問題点を把握し、団交をやり、全体で勝利したいと思います。そして、全組合員が、一人でも会社とやりあえるように職場での抵抗闘争をあらためて作りあげたい。そのためにも、調査・学習活動を行いたい思います。よろしくお願いします。
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