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11・8〜11動労千葉訪韓団闘争報告上
労働者大会前夜祭をともに闘い、高所ろう城闘争の現場を激励!

8日の労働者大会前夜祭。最後に手製の熱気球数百個がソウル駅上空に放たれた
15万4千ボルトが送電される鉄塔の40b上空に籠城するキムヘジン支会長ら(円内)。すでに26日目を迎えている。(11月9日)
発言するチョンウンジュ副司会長。
訪韓団100名の名を連ねた檄布を手渡す田中委員長

 5700名が結集した11・2労働者集会の興奮も醒めやらぬ中、11月8日〜11日にかけて、韓国労働者大会に参加した。動労千葉と動労千葉国際連帯委員会から17名、11月集会に参加した全国の仲間達も含めて100名を超える訪韓団で民主労総ソウル本部の仲間達とともに闘いぬいてきた。

イミョンバク政権への怒りのルツボと化した前夜祭

【11月8日】
 ソウル・仁川(イ ン チ ョ ン )空港到着後、民主労総ソウル本部を表敬訪問後、20時から行われる労働者大会前夜祭に参加。
 前夜祭は、当初、漢江(ハ ン カ ゛ ン )沿いの汝矣島(ヨ イ ト ゛ )公園で行われる予定であったが、権力が集会の妨害を狙って使用を拒否したため、ソウル駅前での開催となった。
 前夜祭の会場となったソウル駅前は、民主労総の組合員によって埋め尽くされ、「イミョンバク政権を打倒」という熱烈たる発言が続き、労働歌や律動が次々に行われ、集会は怒りのルツボと化していた。
 動労千葉と11月集会訪韓団もともに拍手し、喚声を挙げて連帯した。そして前夜祭の最後には、手製の熱気球数百個がソウル駅上空に一斉に放たれた。
 前夜祭終了後、動労千葉訪韓団は、ハイテクRCDコリア支会の仲間達が出している屋台へと合流し、日本遠征闘争の労をねぎらうとともに、あらためて交流を深め、団結を深めて闘う決意を新たにした。

ハイテクRCDコリア支会の高空ろう城への激励行動

【11月9日】
 訪韓2日目。午前中は、ハイテクRCDコリア支会のキムヘジン支会長とコルテック支会・イイングン支会長2名が高空ろう城闘争を闘いぬいている闘争現場への激励行動を行った。地下鉄・合井(ハ フ ゜ チ ョ ン )駅から徒歩20分。漢江沿いに建つ15万4千ボルトを送電する鉄塔の40メートル上空に2人はろう城していた。ろう城はすでに26日が経過し、絶食闘争は16日に及ぶ。訪韓前に鉄塔の写真を見ていたが、実際の鉄塔は想像を遙かに超える高さだった。
 早速、鉄塔下で集会が行われ、チョンウンジュ副支会長からは「韓国に帰ってきて、日本での連帯闘争を皆で共有している。闘いの場に来ていただいて、さらに力強く闘うことができる」と歓迎の言葉が述べられた。
 訪韓団を代表して動労千葉・田中委員長からは、「ろう城しているキムヘジン支会長は本当に信頼できる同志だ。こうした闘いを行っていることを真剣に考えなければならない。今、全世界の労働者に同じことがやられている。この攻撃を打ち破るための労働運動をやりぬこう」と力強く訴えた。
 そして、鉄塔上空40メートルのキムヘジン支会長は無線機を通じて「追い詰められた労働者の力強い闘いで現実を覆し、社会を変える闘いをやろう」と檄を飛ばした。
 韓日連帯で、悪質資本を粉砕しよう!共同闘争勝利!闘争!決死!闘争!のシュプレヒコール、全員の喚声で応えた。(つづく)

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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