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被爆63周年
今年も長崎に『8・9』が来た!

『二度と繰り返してはならない!』を誓う
特別執行委員 滝口 誠

福田来崎を弾劾して長崎市内をデモ

 被爆63周年の8・8−8・9長崎反戦・反核行動に数年ぶりに参加し、反戦・反核の決意を新たにしてきました。
 まず感想として、今年の長崎行動は、数年前に参加した時とは画然と違って若者が全てを仕切り、先頭で牽引し、外に打って出るという気迫に満ちたものを感じ、感動したことです。
 そして、ヒロシマに続いて長崎にプルトニウム原子爆弾を投下し、当時の市民24万人のうち7万人の命が一瞬にして奪われ、その後に発症した放射線による深刻な障害は、被爆者とその家族にまで長年にわたって塗炭の苦しみを強制してきた。こうした犠牲者のほとんどが労働者とその家族であり、強制連行された朝鮮人達であった。私は祈る前に被爆者の怒りと向き合わなければという気持ちで2日間たたかってきました。
 『人類』という言葉で核戦争をしてでも生き延びようとする資本家階級と労働者民衆(労働者階級)の絶対的対立が核戦争の本質であり、現在の反戦闘争・労働運動の重要な柱が反戦・反核闘争であることを再確認する2日間でもあった。

8・8街宣−2時間で300筆を上回る!

 午後、炎天下で長崎市の中心街で街宣を繰り広げると、その反応はいつも千葉駅頭で行っているものとは全く比較にならない。『私は被爆者です』とその胸の内を語ッてくる人『夜の集会の場所は?』と集会の会場を聞いてくる人。そして署名は2時間で300筆を越え、カンパも多く寄せられた。(感激)

8・8集会で『11・2』の大結集を誓う

「行動を起こさなければ全てを失う」と訴えるアーリーンさん

 アーリーン・イノウエさん(校内の軍国主義に反対する連合代表)河原井純子さん(日の丸・君が代被処分者)をはじめ、大先輩の本島元長崎市長など、年配者から若者まで115名が結集。労働者の団結で戦争も『核』もぶっ止めよう!格差−貧困の社会を倒そう!この特別熱い想いをひとつにし、11月労働者集会を絶対に成功させようと誓いあった。
 特に集会でアーリーンさんは、『私たちが情勢を変えるとき、大企業や権力の搾取をほしいままにさせてはならない。闘う労働者の団結で前進を勝ち取ろう。行動を起こさなければ全てを失う』という熱烈な訴えは、全参加者に勇気と展望を指し示し、大拍手で確認されました。
 この8日の集会の成功をふまえて、9日早朝からの長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼集会に参加し、約4万人の犠牲になられた人々への追悼と『二度と繰り返さない』誓いを新にし、福田来崎弾劾の戦闘的デモを貫徹し、長崎闘争を終了した。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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