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6・29サミット闘争へ向けてG
サミット闘争の核心課題

 マスコミは、「今回の洞爺湖サミットは、1975年、世界不況回避に向けて主要6カ国の首脳たちが初めて一同に会したランブイエ・サミット以来の重みをもつ会合だ」と報じている。「このままではサミットなど『またやるのか』どころか、『もうやれない』世界がきてしまう」とも言っている。
 新自由主義によって、社会がメチャクチャに壊され、資本主義体制が最後の危機にあえいでいるということだ。今こそ闘う労働組合が時代の最前線におどり出て、この腐り切った社会のあり方を変えなければいけない。
 G8洞爺湖サミット粉砕闘争の核心課題は次の3点だ。
 第一に、全世界の労働者や農民から奪い尽くし、貧困を強制し、戦争を引き起こしてきた新自由主義攻撃への怒りの声に火をつけ、断を下す闘いだ。
 第二に、全世界で立ち上がる全ての人々との国際連帯をかけた闘いであり、その呼びかけだ。急変する情勢の中で、サミット闘争は国際連帯闘争の最大の焦点にせり上がっている。
 第三に、日本における労働運動の戦闘的再生の転機をつくり出す闘いだ。6千万労働者こそ社会の主人公だ。政府や財界の手先になり下がった労働組合の幹部たちと対決し、職場から怒りの声と階級的団結を組織しなければならない。

サミット弾圧許すな!

 この5月末には、法政大学でG8サミット粉砕を訴えていた学生たち38人が建造物侵入や公務執行妨害の容疑で、一網打尽のように逮捕され、15名が起訴されるという事件が起きている。学生が学校で訴えることが一体なぜ罪になるのか。まさにサミットに向けた事前弾圧だ。
 外国人記者クラブで記者会見を開いた学生とその弁護士に対して、各国の記者からは2時間以上も質問が続いたという。

▼「なぜ日本では公共の場である大学に入ったことが建造物侵入になるのか?」
▼「こんな酷いことが起きているのになぜ日本のマスコミは全く取り上げないのか?」
▼「なぜ日本の労働組合はこんな現実に抗議の声をあげないのか?」
▼「なぜ日本ではみんなサミットに反対の声をあげなのか?」
▼「なぜマスコミはサミットへの批判記事を書かないのか?」

・・・すべてが不思議だというのだ。 
 こんな現状を打ち破らなければいけない。怒りの声は満ち溢れているのに、世界から見れば理解しようがないこんな恥ずかしい現実をもたらした責任の半分は、政府や資本の手先になり下がった労働組合にある。
 こんな状況をぶち破って団結を取り戻そう。労働組合を甦らせよう。怒りの声を結集しよう。6・29G8サミット粉砕闘争に立ち上がろう!

G8サミット粉砕!
6・29全国総決起集会へ
 ▼6月29日 13時〜 
 ▼代々木公園/B地区
 ▼呼びかけ/動労千葉

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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