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全世界に燃えひろがる食料暴動、燃料スト
6・29サミット闘争に向けてC

カネのために生命を奪うな!

 穀物価格や原油価格が高騰し世界中に飢餓が広がっている。06年秋と比べると小麦やトウモロコシ、大豆が2〜3倍にはね上がっているのだ。世界中の労働者や農民・漁民が新自由主義という共通の敵に対し、生存権をかけた闘いに立ち上がっている。
 サブプライムローンの破たんで行き場を失った投機マネーが原油や穀物の値段をつり上げている。バイオガソリンの異常なブームが食料や飼料用の穀物の値段をつり上げている。その裏には、穀物メジャーや石油メジャーによる世界市場制覇のもくろみがある。
 カネ儲けのために、何十億人という労働者や農民の生きる権利が奪われている。これが資本主義が行き着いた腐り果てた姿た。

食料暴動−燃料ストの炎

 世界は目ざめ、怒りの炎が全世界を焼きつくそうとしている。
 アフリカ、アジア、中南米に燃えひろがる食料暴動に続いて、世界中で燃料高騰に対するストライキが始まった。
 ヨーロッパでは、スペイン、ポルトガル、フランス、ベルギーなどで、トラック労働者や漁民がストに突入。スペインでは暴動化している。
 アジアでは、韓国でコンテナ輸送のトラック労働者がストライキに突入。非組だった労働者も1000人規模で組合に加入し、スト破りのトラックに対しては火がかけられている。16日にはダンプの労働者もストに入るという。そうすれば、物流だけでなく建設現場も完全にストップすることになる。
 またインドでは西ベンガル州がゼネストに突入。インドネシアやタイでもストやデモが暴動化している。
 南米では、チリのトラックストで銅の生産がストップしている。そして日本でも、マグロやカツオ、イカ漁船が一部出航を拒否し、事実上のストに入った。夏までこの事態が続くなら、全船の出航を拒否するという。

中国・広州の日系カシオ工場の労働者がスト(3月6日)

ストライキの津波!

 首切りや賃下げ、年金・医療制度改悪、教育改悪、公務員制度改悪に対し、全世界でストライキが津波となって世界中を覆っている。ヨーロッパでは絶え間なくストライキが激発している。アメリカでも中国でもそうだ。
 新自由主義攻撃に対する大反撃が始まり、労働運動が荒々しく復権しようとしている。
 日本でも闘いのときは近付いている。G8サミット=強盗たちの会議の怒りの声を叩きつけよう。6・29集会に全力で結集を!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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