第17回貨物協議会総会を開催(4/16)
新たな攻撃と闘い、 貨物労働者の未来を切り拓く方針を確立!
「NS2011」攻撃と闘いぬき、組織強化・拡大へ闘いぬこう!
貨物協議会は、4月16日、18時より、DC会館において、「第17回貨物協議会総会」を開催しました。
総会は、千葉機・石川支部長を議長に選出して議事が進められ、まず、大竹議長は、「賃金、要員問題の解決のためにも、組織拡大を第一の課題として取り組もう」と挨拶、本部田中委員長からは「貨物協議会は動労千葉の先頭で闘いに起ってもらいたい」と激励のあいさつが行われました。
つづいて、清水事務長から、第16回総会以降の経過、とりまく情勢、当面する取り組みについて提案が行われ、本部君塚副委員長から、貨物会社を巡る情勢の細部、闘いの方向性について提起が行われました。
要員問題や運転保安に関して質疑が集中
質疑応答では、何と言っても要員問題についてが第一。ATS‐PF(Fはフレイト=貨物のPということです)について。災害時の対応、特に鹿島線の風規制。組織拡大に向けての具体的な進め方について議論が交わされました。
とくに、乗務員分科会から報告されたATS‐PFの調査報告は、不具合の詳細が記載されるなど、反合・運転保安確立に向けた闘いの成果を示すものです。「調査なくして安全なし」「調査なくして闘いなし」、一人ひとりが意識をもって取り組みを強化しよう。
これまでのあり方を一変して闘いぬこう
当面する闘争方針
(1) 「ニューストリーム(NS)2011」との闘い。
08年から11年までの4年間で、800人の要員削減(鉄道部門で400人)を計画し、さらに、低賃金でベテラン労働者をこき使う嘱託社員制度の「改正」や、借金による機関車の新製、設備更新、長期債務の増大、さらに、4年目の経常利益で75億円を目論むなど、「株の上場・完全民営化」を意識した計画で、これまでのあり方を一変させる内容です。
われわれは、貨物の新たな攻撃に対して、これまでのあり方を一変させて闘いを構築し要員問題や運転保安に関して質疑が集中なければなりません。
(2) 新人事・賃金制度について。
年内にも提案すると会社は主張しています。労働者への犠牲を転嫁・拡大する賃金制度改悪は断固阻止で闘います。
(3) 要員問題の解決と定年延長問題について。
災害時の長時間勤務など要員問題は安全問題そのものです。「65歳まで安心して働くことのできる労働条件の確立」に向けた取り組みを一層強化します。
(4) 反合・運転保安の取り組み。
乗務員分科会の調査活動と交渉の強化。反合・運転保安確立の取り組みを全組合員の決起で闘いとろう。
(5) 組織強化・拡大の取り組み。
あらゆる闘いを前進させるものこそ、組織の強化・拡大です。JR貨物と日貨労が結託した労働者支配・反動労政を打倒し、貨物に働く労働者の連帯を取り戻そう。「共通の敵」に立ち向かう、働く者の団結を創り出そう。
貨物の問題は、全ての労働者の課題だ!
要員問題をはじめ、安全問題や賃金問題等、貨物をめぐる課題は全ての労働者が直面している課題とつながります。
貨物協議会は、日本や世界中に労働者の団結を拡大していく11月集会の闘いと結合するとともに、ライフサイクル粉砕、1047名闘争をはじめとする動労千葉の闘いの先頭に起ち、貨物で働く労働者の未来を切り拓いていく決意です。
◎安全闘争介入事件
と き 5月13日(火)14時
ところ 千葉県労働委員会
内 容 会社側証人尋問
◎第21回OB会総会
と き 5月24日(土)15時
ところ パークサイドホテ |