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第12回事務分科会定期委員会を開催(3/8)
事務職場は合理化で矛盾が山積みしている

要員やシステム化の問題点を会社にぶつけよう!
事務分科会も組織拡大の先頭に立つ

 3月8日、DC会館において、第12回事務分科会定期委員会が開催された。定期委員会は来賓、分科会員など11名が参加し、事務合理化を許さず、闘いにたちあがる方針を決定した。
  委員会は、はじめに多田分科会長から「事務職場は、システム化し仕事量が変わった部分もある。要員の問題などを職場で話し合っていきたい。今春闘では幕張の事務がスト対象だが、検修合理化・外注化攻撃を受けている検修の立場に立って一緒に闘っていきたい」とあいさつをおこなった。
 つづいて来賓として、本部・田中委員長は「事務の職場はJRによる合理化で矛盾が積もりつもっている。大きな変化は館山運転区−木更津支区廃止で館山の事務は職場が分かれた。また事務センターの設置などで現場にしわ寄せが来ている。そうしたことを聞かせてほしい。当面する課題は08春闘での14日地上勤ストだ。この間、検修外注化を阻止してきたが、2月に京葉車両Cで強行した。だがこの内容はデタラメ極まるもの。駅の外注化の拡大もしゃにむに行っているが、このままでは鉄道業務がメチャクチャになってしまう。さらに強制配転の原職復帰のために営業もストで闘う。事務は入る所と入らない所に分かれるが、一致団結して闘おう。ライフサイクルの問題は全運転士の問題、これからも闘いを続けていく。貨物でのベアゼロと欠員の問題も声を挙げなければならない。これから大変な時代になるが、労働運動が息を吹き返す時チャンスだ。事務職場の問題点を会社にぶつけよう」とあいさつした。
 執行部から、経過報告・運動方針案、予算案などが提起された後、質疑討論に入った。

■質疑で出された主な意見
○年末調整でシステムが移行したことで扶養者がダブり、再年末調整が多数出たが、これを担当の事務にも周知していない。
○事務センターに依頼したことが、キチンとできているのか現場で確かめようがない。
○人間ドックの結果提出の指示が遡って変更されたが、人によっては結果を破棄している状況で、指示がデタラメだ。 ○あと3年で会員が半分になってしまう。分科会としても組織拡大に向けて頑張ろう。
 質疑の後、議案を採択し、多田会長をはじめとした役員全員を再任して、委員会は終了した。

4月11日・ 安全運転闘争介入事件第6回審問に結集しよう

 全ての組合員のみなさん!  4月11日、「安全運転闘争介入事件」第6回審問への結集を訴えます。
 06年3月の安全運転闘争に対してJR東日本は、「違法争議」と称して本部役員7名、列車に遅れが出た組合員12名に対して「戒告」「訓告」「厳重注意」の不当処分を行ってきた。
 安全運転闘争は、レール破断が続発し、しかも尼崎事故や羽越線事故という大惨事が発生する状況の中で、自らと乗客の生命を守り、労働組合として安全を確保するための必要不可欠の行動だった。
 しかし、こうした安全を求める動労千葉の闘いに対して、処分と恫喝で闘いを圧殺しようとしたJR東日本の姿勢こそ糾弾されなければならない。

このままでは鉄道の安全が崩壊する

 一方、JR東日本は、営利優先ーコスト削減の下で駅業務の委託や契約社員の導入を次々と行っている。駅は、列車の安全を確保する上で決定的に重要な職場だ。その駅業務を委託すること自体、鉄道の安全を投げ捨てているとしかいいようがない。
 さらに深刻なのは、分割・民営化以降、輸送職をはじめとした駅の専門職を要請してこなかったために、今、営業職場は要員が逼迫している状況だ。こうした事態の中で「ライフサイクル」により、運転士を駅に好き勝手にたらい回しにして、会社が負うべき責任をなすりつけようとしているのだ。絶対に許せない。
 さらに2月からは京葉車両Cでの車輪転削業務の委託を強行した。こんなことをやっていたら鉄道技術そのものが崩壊してしまう。
 こうしたJR東日本の安全無視に対して闘いぬいた安全運転闘争は、全く正当な闘いだ。
 JR東日本は、直ちに処分を撤回しろ! 全支部から傍聴に結集しよう!

安全運転闘争介入事件第6回審問
日 時 4月11日 (金) 14時から
場 所 千葉県労働委員会 (13時45分までに集合)
内 容 岩瀬恵一君に対する主尋問・反対尋問
交 通 千葉駅から京成バス9番「 千01」 「 千02」 系統乗車
     「 県職員能力開発センター入口」 下車 徒歩3分

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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